たばこ耕作

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禁煙化が進み耕作面積が大幅に減少しているタバコ耕作

種子島は、たばこ耕作も盛んな島です。平成27年度の島内での耕作面積は59.2ヘクタール、耕作戸数33戸、生葉生産量は120.7トンです。

平成23年度に比較して、耕作面積は64.3ヘクタールの減少、戸数は35戸の減少、生産量は96.3トンの減少となっています。

表1 平成27年度実績
  西之表市 中種子町 南種子町 合計
栽培面積(ha) 16.6 32.4 10.2 59.2
栽培戸数(戸) 12 16 5 33
生産量(t) 31.0 66.7 23.0 120.7

表1から分かることは、中種子町の戸数あたりの面積は2.0ヘクタール、生産量は4.2トン、西之表市の戸数あたりの面積は1.4ヘクタール、生産量は2.6トンです。 

まず、種まきを十二月二十八日と一月五日の二日間組合員共同作業で行ないます。品種は第一黄色種というものです。それから約一ヶ月経過して、自分の家に植える仮植を行ないます。これは耕作面積によって苗を分配していきます。

その後約一ヶ月経過すると本圃(ほんぽ)移植を行ないます。本圃移植とは、それぞれの畑に苗を植えることです。これが終わると収穫まで畑の管理作業があります。暖かくなってくると、害虫がたくさん発生しますので、その予防も欠かせません。苗も順調に成長してくると、早いところで四月下旬ごろから葉の乾燥作業が始まります。乾燥が終わると出荷ということになります。

収穫は四月下旬から七月下旬まで続きます。大きく成長したたばこの葉は、一番下の葉から丁寧に一枚づつ収穫していき、共同乾燥場あるいは自家用の乾燥機で九十二〜百時間かけて、乾燥した後出荷されていきます。

写真一枚目は、西之表市川迎にあるたばこ耕作組合のハウスです。この日、たばこの種まき祭が行われ、組合員によりその作業を行っているところです。たばこの種子は大変小さいために、陸で採取した砂と混ぜ合わせそれを蒔いているのです。分配する基準は、一反歩に四箱分の苗です。たばこ振興会長の春村さんによれば、「平成二十一年度は疫病対策や梅雨時期の水はけ対策など組合員で研修も十分行ってきているので、豊作を目指していきたい。」などと話していました。

写真二枚目は、中種子町下田にある浜脇さんのたばこ畑を写しています。中種子町でも下田は、たばこ耕作が盛んな地域です。苗も順調に成長し、現在生葉の収穫作業をご家族で行っていました。浜脇さんは、五町歩たばこを耕作しており、種子島でトップクラスです。「今年は、豊作です」と話されていました。畑もきれいに管理されており、苗が傷まないように程よい間隔で、防風ネットを組んでいます。撮影時、午後三時を過ぎており、休憩の時間でお茶を頂きながらお話をさせていただきました。ご丁寧な対応に感謝しています。浜脇様の益々のご活躍を期待しています。

写真三枚目は、西之表市川迎のたばこ乾燥場です。早朝から乾燥コンテナに入れる生葉の仕分け作業の様子です。一枚一枚丁寧に仕分けし、満遍なく乾燥されるように整えているのです。生葉が整うと、乾燥機に入れます。すべて手作業ですので、根気さも必要です。慣れた手つきで、てきぱきと処理されていきます。

砂と混ぜ合わせて種を撒く

砂と混ぜ合わせて種を撒く
【撮影場所】
西之表市川迎たばこ乾燥場ハウス
【撮影日】
2008年12月28日/9時56分

生葉の収穫

生葉の収穫
【撮影場所】
鹿児島県中種子町野間下田
【撮影日】
2008年5月3日/15時11分

生葉を乾燥する

生葉を乾燥する
【撮影場所】
鹿児島県西之表市川迎たばこ乾燥場
【撮影日】
2009年5月18日/8時15分
2013.12.27〜