平成24年度(第45回)熊毛地区ホルスタイン共進会

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1市2町から選抜された乳牛が共進会に出場

平成24年10月3日、中種子町納官にある種子島家畜市場において、第45回熊毛地区ホルスタイン共進会が行われました。年一回この時期に行なわれています。西之表市、中種子町、南種子町から選抜された乳牛がこの共進会に出場し、最優秀賞に選ばれると、鹿児島県大会に出場できます。県大会、更に北海道での全国大会の共進会があります。今回市内各地から35頭前後の乳牛が出場しました。

共進会は、午前9時40分から開会宣言、審査委員の紹介及び審査上の注意などがありました。10時ごろから各部門ごとに審査がありました。部は8部門に分かれており、次のように分類されています。そして、部門別に1〜3位までを決定していきます。

乳用牛第1部⇒育成牛で生後10ヶ月以上〜12ヶ月未満
乳用牛第2部⇒未経産牛で生後12ヶ月以上〜15ヶ月未満
乳用牛第3部⇒未経産牛で生後15ヶ月以上〜18ヶ月未満
乳用牛第4部⇒未経産牛で生後18ヶ月以上〜22ヶ月未満
乳用牛第5部⇒経産牛で生後3才未満
乳用牛第6部⇒経産牛で生後3才以上〜4才未満
乳用牛第7部⇒経産牛で生後4才以上〜5才未満
乳用牛第8部⇒経産牛で生後5才以上

種子島は一次産業が要です。そこで働く人々の元気ある姿が種子島の経済を支えてくれています。こういう共進会を通して、高品質の酪農生産を続けてほしいものです。

共進会の模様を写真と動画で掲載しています。なお、熊毛地区ホルスタイン共進会については、種子島家畜市場(0997-27-7840)へお問い合わせてください。

出品牛の手入れ 審査中... 入念に審査中...
西之表市畜産センター 出頭者・応援者 審査中...
トラックより牛を降ろすと、入念に手入れを行います。見た目もよくないとポイントを稼げません。中には、ドライヤーで毛並みをそろえたり、バリカンで刈り込む姿もありました。いろいろ工夫しているんですね。 写真の審査は、乳用牛第1部の様子です。時計方向に牛を移動させて審査を受けます。牛の歩き方も重要なポイントになります。 写真の審査は、第3部の様子です。牛を整列させて、背腰の高さなどの状態を入念に見分けます。背腰の状態も重要なポイントになります。
1位となった乳牛 リボンをつける 経産牛は、乳房も審査
入念に審査中... 順位も決まり整列中... 最優秀賞には飾りも...
写真は、第2部で1位となった中種子町山口さんの乳用牛です。首付近にリボンをつけています。 審査が終ると、順位を決めていき、一席の順番で整列させて、1位から3位までリボンをつけます。 経産牛になると、乳房も重要なポイントです。したがって、審査員も入念に乳房の状態を観察します。
審査のポイント研修 未経産牛のグランドチャンピョン 閉会式での表彰
審査講評! 審査も終り... 閉会式での講評...
第6部までの審査が終わると、審査のポイントについての研修がありました。牛の各部のポイントの説明や、牛の引き方についての質問などに答えていました。なお、写真の牛は、西之表市の種子島高校の牛です。 すべての審査が終ると、第1部から第8部までの1位となった牛の中からグランドチャンピョンを決めていきました。写真は、未経産牛のグランドチャンピョンとなった中種子町の山口さんの乳用牛です。紫のリボンをつけています。 全ての審査が終ると、最優秀賞となった牛は、すべて各部の計量を行いました。そのあと、閉会式が行われ褒賞授与式などがありました。写真は、南種子町小脇牧場の表彰の模様です。各部門において、大変優秀な成績を収めていました。

2012年10月3日(水)、中種子町にある種子島家畜市場で乳用牛共進会の模様を撮影したものです。動画の中には、家畜市場の様子、共進会の模様などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の農業:平成24年度(第45回)熊毛地区ホルスタイン共進会

【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町納官種子島家畜市場
【撮影日時】
2012年10月3日(水)/8時30分〜12時54分