ヤブジラミ
    
    
    
    
      
        - 【 特   徴 】
 
        - ヤブジラミは、日本全国に分布する越年草の植物です。花期は、5〜7月とされ白い花を咲かせます。通常、畑の土手付近で群生していることが多いです。背丈は、五十センチほどです。しばらく放置すると、畑の縁付近で、ポツポツとまばらに生えていることもあります。
 
        - 【 除草方法 】
 
        - 地面が柔らかいと、人手で引き抜いて除草できます。特に、サトウキビ畑では、収穫時期の終盤に生えてくるので、厄介な雑草です。
        除草剤を使用する場合は、農耕地用のものを使用し、生育期間が適度とされ、畔間に処理します。種子島では、プリグロックスなどが使用されています。平成26年度の栽培ごよみを参照してください。 
        - 【 除草剤一口メモ 】
 
        - 除草剤には、選択制のものと非選択性のものがあります。
        選択制の除草剤⇒作物には影響を与えず、雑草にだけ作用して枯らす除草剤のことです。ナブ乳剤(イネ科メヒシバ、イヌビエ)、ロロックス粒剤(イネ科及び一年生の雑草)、セレクト乳剤(イネ科特にスズメノカタビラに効果大)など。
        非選択性の除草剤⇒作物、雑草に共に作用する除草剤のことです。作物への飛散に注意が必要です。ラウンドアップマックスロード、プリグロックス、バスタ液剤など。 
      
     
    
    
     
      
2014.4.24〜
