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サトウキビから黒糖作りにチャレンジ!!

黒糖伝承館

黒糖伝承館

平成25年12月25日(水)、中種子町ふれあいの里黒糖伝承館で、中種子チャレンジ・キッズ「黒糖づくり体験」が行われました。

種子島の豊かな自然環境を利用し、多くの人々との交流を通し様々な体験活動を行うことで、子供たちの個性や創造性をさらに深め、健康で豊かな人間形成を目指すことを目的にしています。

今回は、種子島の主幹作物であるサトウキビから黒糖づくりを体験するものです。地元の農産物からできる地産物を作ることで、地元の農業の大切さを学び、古くから伝わる黒糖づくりの製法なども学習していくことを目指しています。

写真1枚目は、ふれあいの里にある黒糖伝承館です。ここで、子供たちは黒糖づくりにチャレンジするのです。

写真2枚目は、収穫したサトウキビは、長いまま小型圧搾機にかけ、絞り汁を集めます。一人1本ずつ投入します。

きびを圧搾する

きびを圧搾する

圧搾されたきび

圧搾されたきび

写真3枚目は、圧搾されたきびです。絞りかすは、軽トラに積み込みます。

写真4枚目は、圧搾されたしぼり汁です。小型ポンプで一号鍋に設置してある絞り汁タンクに移送します。150リットルになると、一号鍋で煮詰めます。

圧搾されたしぼり汁

圧搾されたしぼり汁

しぼり汁を一号鍋に入れる

しぼり汁を一号鍋に入れる

写真5枚目は、しぼり汁を一号鍋に入れている作業です。150リットルのしぼり汁を煮詰めます。

写真6枚目は、一号鍋で煮詰めているしぼり汁です。煮詰めるとアクが出てくるので、これを掬って取り除くのです。上質の黒糖を作るには、アクを網で丁寧に取り除くことが大切です。このとき沸騰させないように注意しています。

アクを取り除く

アクを取り除く

型枠に油を塗る作業

型枠に油を塗る作業

写真7枚目は、型枠に油を塗る作業です。しっかり塗っておかないと、流し込んだ時にへばりついて、取れにくくなるのを防ぎます。

写真8枚目は、煮詰めるには、薪を焚いて規定値の温度にします。一号鍋の温度は100度です。鍋の熱源は薪とボイラーと併用して使用しています。

薪を焚く

薪を焚く

二号鍋で煮詰める

二号鍋で煮詰める

一号鍋で煮詰めたあと、二号鍋に移してさらに煮詰めていきます。二号鍋の温度は110度です。ここでの作業は、常時かき混ぜて、焦げ付かさないように注意して作業します。そして、112度になると、三号鍋に移されます。写真9枚目です。

写真10枚目は、三号鍋で煮詰める作業です。三号鍋では120度になるまで煮詰める作業が続きます。煮汁は、アメ状になっています。

三号鍋で煮詰める

三号鍋で煮詰める

丸鍋に移す

丸鍋に移す

写真11枚目は、煮汁を三号鍋から丸鍋に移しているところです。煮汁で、アメ状になっています。

写真12枚目は、丸鍋に移された煮汁をさらにかき混ぜる作業です。

煮汁をさらにかき混ぜる

煮汁をさらにかき混ぜる

かき混ぜ棒で撹拌する

かき混ぜ棒で撹拌する

写真13枚目は、丸鍋の煮汁です。かき混ぜ棒で、空気が混ざるような感覚で攪拌します。次第に粘りが出てくるまで作業が続きます。

写真14枚目は、丸鍋で攪拌が終わった後、アメ状態から色が変わってきます。黒糖アメを作る木型に流し込む作業です。

木型に流し込む作業

木型に流し込む作業

型枠を差し込む

型枠を差し込む

写真15枚目は、木型に流し込み、型枠を差し込んでいる作業です。一つの型は約400グラムの長方形になっています。

写真16枚目は、三号鍋から取り出した煮汁は、アメ状になっています。流し込んだ後は、鍋に付着している黒糖あめを食べている子供たちです。

黒糖あめを食べる

黒糖あめを食べる

完成した黒糖

完成した黒糖

木型に流し込まれたあと、屋外で自然乾燥させます。意外と早く乾燥されます。美味しい黒糖の出来上がりです。写真17枚目です。

なお、「中種子チャレンジ・キッズ」についての詳しいことは、中種子よいらーいきスポーツクラブ(0997-24-2226)にお問い合わせてください。

※ 2013年12月25日(水)中種子町ふれあいの里黒糖伝承館で行われた「中種子チャレンジ・キッズ」黒糖づくり体験を撮影したものです。動画の中には、黒糖づくりの模様を収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の体験活動:中種子チャレンジ・キッズ「黒糖づくり体験!」

【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町ふれあいの里黒糖伝承館
【撮影日時】
2018年12月25日(水)/9時03分〜11時53分
2013.12.25〜