機体ユニットを落下させる
南種子町のJAXA種子島宇宙センター内のグランドで、第10回種子島ロケットコンテスト大会がありました。
競技は、ロケット部門1(滞空及び定点回収)、ロケット部門2(卵軟着陸)、ロケット部門3(高度)、ペイロード部門5で競い合いました。
その競技の模様を写真と動画で掲載しています。なお、都合により大会の一部についての撮影です。
写真1枚目は、ペイロード部門5の競技で、カプセルから機体ユニットを落下させる前の状態です。
写真2枚目は、ペイロード部門5の模様です。気球を使用し、高度100m 程度から落下させ、予め指定したポイントのどれだけ近くに到達できるかを競うものです。また、制御履歴も評価のポイントとなります。機体は、直径154mm、高さ300mm の円筒に収まるサイズで(機体パラシュートも含む)、機体パラシュート合わせて質量1050g 以内であることが規定されています。
ペイロード部門5の模様
小型ロケット
写真3枚目は、ロケット部門は、滞空・定点回収、ペイロード有翼滞空、高度、フライバックタイムアタックの4種目で競います。小型ロケットは、高度などに競います。
写真4枚目は、手作りロケットです。見るからに流線型で見事な飛行をしてくれました。
手作りロケット
発射前のロケット
写真5枚目は、滞空と定点回収のロケットです。発射前の状態です。
写真6枚目は、発射直後の状態です。火薬に点火されロケットが上昇している状況です。
発射瞬間のロケット
壊れたロケット
写真7枚目は、ロケットが打ちあがり、高度が低かったためパラシュートが開かず地面に衝突してしまい壊れてしまったロケットです。
写真8枚目は、気球で機体ユニットを上昇させます。この日、風が強くあまり上昇させると風に流されて回収できないアクシデントなどもありました。
機体を気球で上げる
機体ユニット
写真9枚目は、パラシュートが開き、無事軟着陸した機体ユニットです。落下の衝撃で回路がうまく動作しないトラブルが続出しました。この機体ユニットは、電源も確実に入り機能していました。
パラシュートで機体が落下
写真10枚目は、パラシュートで機体が落下しているところです。落下した後、目標点にどれだけ近づけるかを競いました。しかし、ほとんどの機体が動くことはなくてギブアップする場面が多かったですね。
※ 平成26年3月8日、南種子町種子島宇宙センター広場内で行われたロケットコンテストを撮影したものです。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。