大浦湾埋立に関する碑
中種子市街地から県道75号線を南種子に向かって走り、熊野を過ぎると小さな橋が連続して2つ架かっています。この橋の名前は吉助橋です。この橋付近に「大浦湾埋立記念碑」が建てられています。大浦湾には、大浦川の河口があります。その大浦川周辺はメヒルギの自生地で、種子島で一番広域に自生しています。河口付近は、干満によって水位が常時変化している場所です。景色もたいへん綺麗で、自然を満喫できる場所です。この記念碑に刻まれている碑文は、次のとおりです。
大浦湾埋立記念碑
大浦湾ハ一湖水ノ如クニシテ附近ノ田畑年々水害ヲ被リシカ明治廿七年三月伯耆ノ?ノ人身越新平氏茲ニ来テ埋立ニ着手シテ再三風波ニ破壊セラルルモ屈セス数十年ノ間事ニ従ヒ終ニ今日ノ如キ成功ヲ見タリ實ニ面積三十五町餘ニ及ヘリ
平山区民建之
※湾の文字は、現代文字に変換しています。
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。ご了承ください。