えんどう豆の栽培に関する碑
西之表市の住吉は、えんどう豆の栽培も盛んな地域です。種子島で最初に栽培された地域で、その記念碑が建てられています。神社入口の左側にあり、国道58号線からも確認できる場所にあります。その記念碑には、次のように碑文が刻まれています。
オランダエンドウ発祥之碑
ここ住吉の地に昭和三十三年西之表市農協技術員粟野初二君を軸として十数人のささやかな集いがえんどうの栽培を思いたちこれが端緒となり年を数える毎に生産次第にあがり今や(西)えんどうの声価に天下に普ねく西之表市農業の王座を誇るにいたれり?来十数年えんどうの栽培に限り無き情熱を傾注しきたれる住吉校区をはじめ西之表市農民各位の労苦をしのび更に今後の隆昌を祈念しつつこの碑を建つ
昭和四十六年十月吉日
西之表市農業協同組合
西之表市園芸振興会
住吉校区園芸振興会
西村健夫 碑文
平山友保 謹書
若松友満 彫刻
碑文は以上です。文章の中で、?は不明文字、或いは変換不可能な文字です。なお、読み違いがあるかもしれません。
※ 2020年(令和2年)2月19日(水)に取材した西之表市住吉神社境内に建立されているえんどう豆の栽培に関する記念碑「オランダエンドウ発祥之碑」を紹介しています。この動画の中には、住吉国道58号線住吉神社入口付近、住吉神社境内、記念碑付近、オランダエンドウ発祥之碑の碑文及びその周辺の風景などを収録しています。なお、碑文は字幕で本文を流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。