初代市長西村健夫翁に関する碑
西之表市の種子屋久農業協同組合本部前にこの胸像はあります。農協の再建に尽くした方です。左横に碑文があり、次のように刻まれています。
西村健夫翁像
西村健夫氏(一九〇七−八五)は榕城中目に生まる
京都帝国大学卒業 一九四四年町助役 一九五一年町長 一九五八年初代市長 後県議会議員一期 至誠をもって郷土の発展に尽瘁さる 一九五三年特に乞はれて西之表町農業協同組合 農業共済組合の長を兼務 以来二十四年間 崩壊寸前にありし組合を建直して今日の隆昌に寄与さる その功績は誠に大なり 正に『組合再建の父』というへし 氏は資性廉潔剛直 識見高邁 思慮明快 果断な人なりき ここに氏の偉徳を 永久に顕彰すへく 同士相はかり 江湖の協賛を得て この胸像を建つ
昭和六十一年五月十三日
胸像建設委員長 芝 斉
制作者 中村晋也
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。
※ 2020年(令和2年)3月8日(日)に取材した西之表市西町JA種子屋久西之表支所入口付近に建立されている初代市長西村健夫翁に関する記念碑「西村健夫翁像」の胸像を紹介しています。この動画の中には、西之表港線JA種子屋久西之表支所入口付近通り、胸像、道沿い胸像周辺、西村健夫翁像の碑文及びその周辺の風景などを収録しています。なお、碑文は字幕で本文を流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。