塩屋記念に関する碑
西之表市上西大崎塩屋神社に建立されている大崎塩屋神社由来記です。石碑には、前面に由来記本文が刻まれています。
大崎塩屋神社由来記
建仁年間、鎌倉在中の平信基が、島主として
種子島入りした時、貝太郎・貝次郎・貝三郎
を名乗る製塩集団を伴って来た。これにより
島に初めて、鎌倉伝の網代釜による製塩が始まり
ここ大崎から島内二十塩屋浦を数えるまでに
発展した。塩屋は天照大神を主神に、陪神
に塩土翁命、眷族神に貝太郎等を祀る浦も
多い。中でも大崎は島主家との縁由が深く、
社殿には三鱗紋の軒瓦を許された唯一の塩屋で
あった。製塩は明治三十八年、塩専売制施行
までつづいた。
平成五年三月吉日 平山武章記
氏子一同
碑文は以上です。
※ 2020年(令和2年)3月17日(火)に取材した西之表市上西大崎にある大崎塩屋神社に建立されている大崎塩屋神社由来に関する記念碑「大崎塩屋神社由来記」を紹介しています。この動画の中には、県道581号線大崎塩屋神社に通じる入口付近、大崎塩屋神社前通り、神社境内、大崎塩屋神社由来記の碑文及びその周辺の風景などを収録しています。なお、碑文は字幕で本文を流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。