南種子町上中河内集落に鎮座する河内神社です。祭神は、五穀豊穣の神である豊受大神です。また、天照大御神も祀っています。
河内神社は、上中神社とも呼ばれています。明治2年(1869年)に廃仏された極楽寺跡地にできた神社で、祭神は極楽寺の僧、日悦上人と西之表市大花里にある伊勢神社から勧請した豊受大神を祀っているとのことです。
境内に、「日悦上人之碑」と日悦上人の墓があります。秋季大祭では、安城踊りなどの郷土芸能を奉納しています。
第2鳥居から撮影した河内神社です。祭神は、五穀豊穣の神様である豊受大神を祀っています。秋の大祭には、境内で安城踊りなどを奉納しています。
県道586号線河内神社入口前通りです。↑茎永・種子島宇宙センター ← 河内神社 ↓上中市街
河内神社入口です。
神社境内には、日悦上人の墓地もあります。日悦上人は、水路を掘り、田を開き、川の護岸にキンチクを植えさせ、竹細工を教え、忽然姿を消したとされる人物です。
神社入口です。
参拝道です。
境内にある拝殿です。右に日悦上人の墓及び記念碑があります。
境内にある日悦上人の墓石と記念碑があります。
日悦上人の墓石です。
日悦上人之碑です。日悦は、種子島家第10代島主幡時の弟であった。出家して、喜道と名乗った。村を豊かにするため無毛の土地を切り開き、水を引き、田を作り、郡川のの護岸には、チンチクダケを植えて川の氾濫を防いだりした。さらに、竹細工の指導も行い、村のために尽くしてきました。
拝殿です。
拝殿内部です。
拝殿の中の鈴(鰐口)です。
拝殿の中の祭壇です。
天照大御神も祀ってあります。
拝殿後方にある神殿です。
神殿です。
境内です。
秋の大祭での神事です。写真は、関係者による玉ぐしの奉奠です。これが終わると、境内で大踊りを奉納します。
上中大踊り保存会による「安城踊り」です。一番庭での奉納踊りです。これが終わると、ヤートセー、ひょうたん踊りなどが奉納されます。【平成27年10月18日撮影】
※ 2015年10月18日、南種子町上中河内神社秋季大祭で奉納された安城踊りを撮影したものです。この動画に中には、これのお庭、月日かけ、北の町をダイジェストとして収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:安城踊り河内神社秋季大祭での奉納踊り2015年】