現和浅川地域に伝承されている郷土芸能の「浅川音頭」です。今回は九年ぶりに踊ってくれました。戦後二十五年ごろ、踊りを始めています。当時の浪曲師てんけい花村氏によって作られ山口あさきち氏により伝承されています。
踊り子は男性四名、女性七名の十一名です。服装は男女ともに白が基調となる衣装姿です。女性は赤の腰巻に、赤帯のたすきがけ。男性は黒帯の浴衣姿。それぞれ白足袋を履き踊っていきます。
写真でも分かるとおり、踊りは始終円形の隊列で、反時計方向に進行して手踊りを披露していきます。踊りは比較的単純で派手さはありませんが、ゆっくりとした静かな手踊りです。女性も混在しているので、色気のある手踊りを楽しませてくれます。時には哀愁も感じられる浅川音頭です。
踊りは、常に前進で踊っていきます。やはり、女性の浴衣姿はいいものですね。可愛らしさが出ています。 |
※ 2015年10月24日(土)、西之表市現和風本神社の秋季大祭で奉納された浅川集落に伝承する浅川音頭を撮影したものです。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:浅川音頭風本神社秋季大祭での奉納踊り2015年浅川地域】