上中上野地域に伝承する笠踊りです。踊り子が女性だけというのが特徴です。また、ヤートセーに合わせて踊るのも大変珍しいものとなっています。
郷土芸能では男性中心が多いのですが、笠踊りは写真でも分かるとおり、踊り子は女性だけで踊ります。笠踊りということですが、ヤートセーの笠バージョンです。美人揃いの衣装姿が忘れられません。太鼓は男性七人女性は十六名で、合計二十三名での踊りです。
写真一枚目は、笠踊りの本踊りです。踊り子は、二列縦隊に、外周の鳴り物は男性で、反時計方向に移動しながら踊ります。女性踊り子は、互いに交差します。
写真は、ヤートセーの入場です。右手に傘を持ってそのまま直線状に入場します。 | 何といっても、女性踊り子の衣装姿が素晴らしいです。むぞか姿に感激ですね。写真は、本踊りでの交差しているところです。 | 写真の踊りは、引端です。この踊りは、哀愁に満ち溢れ、見ごたえがありますテンポはやや速くなっています。 |
※ 2017年11月3日、南種子町ふるさと祭会場で上中上野公民館による笠踊りを紹介しています。この動画に中には、笠踊りの出端、本踊り、引端を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:笠踊り南種子町ふるさと祭りでの踊り上野地域2017年】