写真は、平鍋のガロー山入口付近です。ガロー山は荒神様が宿っているので、たたらないように注意してください。
中種子市街地から国道58号線を上り、平鍋のバス停で、左に向うと、やがて、納官消防分団の詰所が右にあります。その詰所の裏山をガロー山と呼んでいます。ガロー山は伽藍(がらん)山とも言われ、種子島の各地に点在しています。
ガローとは、水の神、山の神、田の神、池の神などを総称して呼んでいますが、或いは、みだりに入っていけない場所もいうことがあります。
神聖な場所なので、みだりに入って荒すと、「たたる」と言われ、種子島では大変こわい山のことを言います。
写真は野間納官線平鍋のガロー山前付近です。この先右に入口があります。↑野間市街、↓西之表・国道58号線
畑に隣接する雑木林です。この中に荒神様が祀られています。
ガロー山の中は、少々薄暗いです。祭場まで小道があります。入口から約20メートル先に、小さな小石などが置いてあり、花瓶を立てシダなどで祀っています。
小道の奥には、花瓶が二つ置いてあります。また、その奥には、依り木であるアコウの大木があります。