タカサブロウ

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さとうきび畑の雑草タカサブロウ
さとうきび畑の雑草タカサブロウ
【 特   徴 】
タカサブロウはキク科一年生の雑草で、熱帯〜温帯の世界中に分布し、日本には古代農耕(稲作栽培)とともに伝来した史前帰化植物の一つとされています。通常、やや湿っぽい畑の中に生えていることが多いです。少し手入れを怠ると、範囲を広げる場合もあります。
【 除草方法 】
一番確実な除去方法は、時間と労力が必要ですが、人手でまんべんなく除草することです。範囲が広いと管理機で処理します。
サトウキビ畑で生えることが多いので、除草剤を使用する場合は、農耕地用のものを使用し、キク科一年生に効果のあるものを生育期間に散布するのが適度とされています。さとうきび畑、でんぷん用甘藷畑で使う場合は、種子島地区では除草剤が指定されています。平成27年度栽培ごよみによれば、
さとうきび畑⇒センコル水和剤、アージラン液剤、シャドー水和剤、2,4-D「石原」アミン塩、プリグロックスL(茎葉処理剤)
さつまいも(でん粉用)⇒バスタ液剤、プリグロックスL、ポルトフロアブル(茎葉処理剤)
など使用できます。なお、使用期間が決められていますので、栽培ごよみで確認してください。

2015.7.17〜