チガヤ
- 【 特 徴 】
- チガヤの原産地は、アジア、アフリカなどといわれています。古代農耕(稲作の栽培)とともに渡来した史前帰化植物の一つとされています。イネ科の多年生で、畑の雑草の中で、大変厄介な雑草の一つです。畑の土手周辺にチガヤが生えていると、必ず中まで侵入してきます。成長が早く、放置、あるいは手入れを怠ると、群生するので、注意が必要です。
畑の土手付近ではかなりの群生が見られますが、畑の中では、全般的にまばらに生えていることが多いです。
- 【 除草方法 】
- チガヤを除草しようとすると、葉で指などを切ったりするので、必ず手袋などで保護してください。チガヤは根が丈夫なので、簡単に人手で抜き取ることは困難です。刈り払い機などで除草するか、管理機などでたたいて処理します。
除草剤を使用する場合は、畑地用のものを使用し、イネ科に効果のあるもので生育期間に散布するのが適度とされています。
さとうきび畑では、プリグロックスL、アージラン液剤が使われており、イネ科から広葉の雑草まで広範囲に使える薬剤です。
2014.4.4〜