和紙の乾燥
平成24年2月11日(土)、西之表市民会館で、ふるさとまなび〜隊による和紙づくりが行われました。
ふるさとまなび〜隊は、同世代や異世代との様々な交流活動を通して、豊かな人間関係や規範意識、社会性を養うことを目的に、ふるさと(種子島)の自然や文化などを活かした楽しい・充実した教室作りを目指しています。
今回の教室は、身近なものを利用して、和紙作りに挑戦しました。大きな和紙は、修了証書に利用されます。
大きい型でつくった子供たちのオリジナルの和紙です。子供たちの修了証書となりますので、十分乾燥した後、文字を記入していきます。そして、次回修了証書を渡すことにしています。写真1枚目です。
写真2枚目は、ふるさとまなび〜隊の参加者です。子供から大人まで幅広い年代で参加していました。
参加者
スタッフによる実技
写真3枚目は、スタッフによる実技で和紙の作り方を説明しているところです。
写真4枚目は、和紙の作り方です。
@トイレットペーパー、ティッシュペーパーを用意します。
A小さくちぎります。
B水を半分入れたペットボトルにちぎったものを入れます(ペットボトル500CC、1000CC)。
Cペットボトルの栓をして、激しく振ります。
D小さな網の型に全体的に流し込みます。
E指で軽く押さえて水切りします。
Fタオルなどではさんでアイロンで乾燥させると出来上がりです。または、自然乾燥させます。
和紙の作り方
和紙の作り方
写真5枚目は、身近なもので和紙の作り方を説明したものです。
トイレットペーパーとティッシュペーパーを細かくちぎっているところです。和紙の色紙を使うと、色々な模様や色を楽しめます。自分だけのオリジナルの紙ができますよ。写真6枚目です。
ティッシュペーパーを細かくちぎる
ペットボトルに入れる
細かくちぎったらペットボトルに入れます。なるべく、小さいほうが水に溶けやすいからね。写真7枚目です。
ペットボトルに入れ終わったら、蓋を閉めて、しっかりペットボトルを持ち、激しく振ります。写真8枚目です。
ペットボトルを激しく振る
型に流し込む
型に流し込んでいるところです。左は、小さい型、右は色紙も混ぜたものです。写真9枚目です。
証書用の大きな型に流し込んでいるところです。スタッフも五人おり、しっかりサポートしていました。写真10枚目です。
大きな型に流し込む
水切り
型に流し込み終わったら、指で軽く押さえて、水切りを行います。写真11枚目です。
ある程度水切りが終わると、タオルの上で、型をひっくり返し軽く型を叩きながら、和紙を取り出します。写真12枚目です。
和紙を取り出す
アイロンで乾燥させる
型から外した和紙は、タオルで挟んでいます。それをアイロンで乾燥させます。均一に乾燥させないと紙がよれたりします。写真13枚目です。
和紙の折り紙などを切り抜いたりしているところです。切り抜いたものをペットボトルに入れたり、流し込み終えた紙に貼り付けたりして、自由な発想で、オリジナルの和紙作りを楽しんでいました。写真14枚目です。
折り紙などを切り抜く
紙をガラス窓に貼る
型から外したオリジナルの証書用の紙をガラス窓に貼って、自然乾燥させるところです。スタッフも作った紙を見て、「上手に作ったね」などと話していました。どんな証書ができるかな?次回が待ち遠しいですね。写真15枚目です。
平成24年度ふるさとまなび〜隊に関する詳しいことは、西之表市役所教育委員会(0997-22-1111)までお問い合わせてください。