簡易雨合羽
平成28年6月21日(火)、中種子町立増田小学校で、防災出前講座「自然災害から子どもたちを守るために」と題して、鹿児島県防災研修センター地域防災アドバイザー村野 剛氏の講話がありました。
増田小学校は、中種子町の北東部にあり、太平洋に面しており、中種子町役場から約6キロメートルのところに位置しています。明治12年、増田簡易小学校として創立しています。
「進んで学ぶ子・やさしい子・たくましい子」を校訓に掲げ、「自ら学び、思いやりの心をもち、心身共にたくましい子どもを育成する」ことを教育目標にしています。
今回、中種子町での講話は初めてとのことでした。その出前防災講座の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、家庭用のゴミ袋を利用した、簡易雨合羽です。首、手首が出せる穴を開ければ簡単に作れるグッズです。そのほか、乾電池の工夫、ライトアップの工夫など紹介してくれました。
写真2枚目は、増田小学校第1回学校保健委員会です。5・6年生と保護者が参加しています。「自然災害から子どもたちを守るために」と題して出前講座が行われました。
講師は、鹿児島県防災研修センター地域防災アドバイザー村野 剛氏です。村野氏は、現在、垂水市地域包括支援センターに勤務し、各地で防災講座などを行っています。
防災講座
防災講座
防災講座は、地震、津波時の防災対応、携帯電話の防災アプリ、災害時の非常持ち出し、身近なものでの防災グッズなど幅広く講話してくれました。写真3枚目です。
写真4枚目は、村野氏によると、災害法が改正され、必要な食料などは、自ら普段から常備することが明確になっているといいます。
防災講座
降雨体験ビデオ
写真5枚目は、このスライドは、降雨体験ビデオです。時間雨量180ミリのものです。ワイパーは全く効果がなく、フロントガラスは、真っ白で圧迫される感じだという。
写真6枚目は、平成27年7月28日、鹿児島県垂水市深港川上流での土石流の流れ出るビデオです。
土石流ビデオ
南海トラフシュミレーションビデオ
写真7枚目は、南海トラフ地震では、種子島で震度6弱程度が発生するという。家屋は30パーセントが全壊し、半壊は多数、津波は21分で種子島に到着、高さは、約9メートルというシュミレーションです。
写真8枚目は、今やどこの地域でも安全な場所はないとのこと。災害はあるものとして、普段から意識して生活することが重要だと。また、災害のないときに、自然の恵みはたくさん楽しむことも大事だと。
防災から減災へのビデオ
村野氏の講座
写真9枚目は、学校外での災害時に、どのような経路で避難するか、家の周りに危険個所などはないか、普段から家族で話し合っておくことが大事だと話していました。
防災対策
写真15枚目は、普段から家族で防災について話し合い、いざという災害に備えることが大事なこと、そして、近所、地域との情報共有することは大切なことなど話されました。
なお、防災出前講座及び学校については、中種子町立増田小学校(0997-27-0251)へお問い合わせてください。
※ 2016年6月21日、種子島の中種子町立増田小学校で行われた防災出前講座「自然災害から子どもたちを守るために」と題して、鹿児島県防災研修センター地域防災アドバイザー村野 剛氏による講座を紹介しています。この動画の中には、スライドによる防災講座、防災グッズの紹介、参加保護者の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:増田小学校防災出前講座「自然災害から子どもたちを守るために」】