令和2年4月9日(木)、南種子町島間港で、昭和44年1月に初点灯された沖防波堤灯台の撤去作業がありました。
令和元年8月20日に工事が発注されて、防波堤の工事の一環として灯台の建て替え工事も行われてきました。
ところで、3月5日にロケットの陸揚げ作業を取材に来た時に、足場で囲まれた構造物を目にし、近くで確認したところ灯台と分かりました。
滅多に灯台の製作作業を見る機会がなかったので、灯台の取材を港湾係に依頼し許可をいただいたものです。
足場の中の灯台から、既設の灯台の撤去までを写真と動画で掲載しています。
4月7日午前8時1分ごろには、沖防波堤に新設した赤灯台が設置されていました。
写真は、新設灯台と撤去灯台です。手前の灯台は4月9日に撤去されます。
写真は、3月12日(木)の午前8時57分ごろの島間港です。写真中央に、足場で囲まれた灯台を製作しているのです。そして、その周辺の波消しブロックは、灯台を設置する防波堤周辺に積まれるものです。波消しブロックや灯台を近くの車と比較してみてください。その大きさがわかると思います。
写真は、足場組立の中の灯台です。令和元年11月2日に着工し、コンクリートの打ち込みを行い、12月26日に打ち込みが完了しています。これからの作業は、外壁のタイルを張り付ける作業が始まります。
3月14日の状況です。外壁の赤色モザイクタイルの貼り付け作業が行われていました。接着剤も赤色の顔料を混ぜています。
3月18日の灯台の模様です。写真は、灯台の頭部です。タイル工事は完了していました。
タイル工事が完了しました。この後、検査を受けて周りの足場を解体します。
3月25日(水)の状況です。タイルを保護している紙も外されて赤い灯台となりました。
4月2日(木)の灯台です。足場が解体されて赤い灯台が姿を現しました。灯台の有効高さは8メートル、幅は2.5メートルです。
下から灯台を撮影しました。ものすごく目立つ赤灯台ですね。
赤灯台の頭部です。先端に点滅用のライトが設置されます。
4月9日(木)、既設灯台の撤去作業が始まりました。作業船が防波堤に接近して撤去作業に必要な工具類を降していました。
撤去される赤灯台です。昭和44年1月の初点灯されて、51年間島間港の安全を灯してきました。
作業船から港に撤去された灯台が降ろされました。撤去された灯台は、解体されます。
港に降ろされた赤灯台です。51年間ご苦労様でした。
※ 令和2年3月12日(木)〜4月9日(木)までの期間、南種子町島間港での沖防波堤に設置される灯台製作、運搬、設置、既設灯台の撤去までを紹介しています。この動画の中には、3月12日に取材した足場の中の灯台、3月14日の灯台の外壁タイル貼り付け作業状況、3月18日の外壁タイル貼り付け作業終了の様子、3月25日足場の中の赤い灯台、4月2日の足場が解体されて赤い灯台の姿、4月7日、新設灯台の作業船への積み込み作業、4月9日の既設灯台の撤去作業及びその作業のタイムラプス(微速度撮影)動画などを収録しています。なお、作業船への積み込作業の映像は、工事を請け負った丸福建設轄H事責任者の方から提供を受けたものを使用しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。