平成30年1月20日(土)、熊毛流域森林・林業活性化センター主催による平成30年度地材地建バスツアーが行われました。
ツアーは、スギ間伐作業の見学、製材工場での見学、個人住宅の地材地建の家見学などです。
林業の山での倒伐作業現場、製材生産の現場、地元材を使った住宅などを見学することによって、地元材のよさを理解し、今後の普及への関心が高まることを目指しているものです。
そのツアーの模様を写真と動画で掲載しています。
なお、「平成30年度地材地建バスツアー」の詳しいことについては、熊毛支庁林務水産課林務係(0997-22-1133)にお問い合わせてください。
こちらは、中種子町役場駐車場です。西之表市熊毛支庁前を9時30分に出発し、役場で参加者を乗車させました。今回の参加者は22名です。
ここは、中種子町増田秋佐野の伐採現場です。切り出すために重機を入れる道を歩いて現地に行きます。
伐採現場見学です。広さは、1町歩を超える杉林です。実際にスギを倒す作業などを見ました。
ここでは、倒した材を寸法通りに切り取る作業です。正確に寸法が計測され、簡単に切り取られます。しかし、切り取るには、人の手による目立てが必要だといいます。伐採現場では、重機を使って作業を行っています。その重機を操作する人を育てるのが課題です。
こちらは、寸法通りに切り出された材を運搬車に積み込みます。約7トンの材を積載できます。
種子島森林組合の中種子町の製材工場です。運搬された材です。
こちらは、製材された材です。写真は、島間杉の材について説明しています。種子島の島間杉は、住宅用建材として利用価値が高く、特徴として、固いことと節が少ないことです。
写真は、実際に製材する工程を見学しています。ほとんど自動で行われています。
こちらは、熊毛支庁での昼食です。木に関するビデオを鑑賞しました。その中で、鹿児島県の山林の形態などのデータが紹介されました。その中で、人工林が51%、自然林が48%で、人工林の割合が多くなっています。
西之表市現和田之脇の個人住宅建築現場の見学です。地元の島間杉をふんだんに使用した住宅です。面積は、約35坪。使用木材は、約20立方メートルです。
※ 2018年1月20日、種子島の中種子町、西之表市で行われた平成30年度地材地建バスツアーの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、熊毛支庁及び中種子町役場での出発、杉倒伐現場での見学、種子島森林組合中種子製材工場での見学、昼食時間でのビデオ、地材地建の個人住宅の見学、参加者の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。