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種子島の初夏の味覚ナガラメ漁始まる!

種子島の海のもので、初夏の味覚といえばナガラメです。種子島では、トコブシのことをナガラメと呼んでいます。

平成30年5月1日(火)、種子島でナガラメ漁が解禁されました。これから8月20日まで漁が続きます。

なお、解禁といっても一般人には関係なくナガラメ漁をする人たちだけの話です。したがって、一般の人たちのナガラメ採取は禁止ですので、ご注意ください。

ナガラメは、種子島の各近海でたくさん水揚げされていますが、年追うごとに減少傾向が続いています。種子島でいうナガラメは、北海道南部から台湾にいたるまで広範囲に分布するアワビの仲間です。

西之表市美浜町の海岸

ここは、西之表市美浜町の海岸です。浜辺の沖に波消しブロックが積まれていますが、この周辺で素潜りでナガラメ漁を行っていました。

美浜町の海岸での漁

波消しブロック周辺での漁です。潜って、石をひっくり返したり、波消しブロックに付いていることもあります。

花里海岸でのナガラメ漁

ここは、花里海岸です。近くに船を止めて、素潜りで漁をしていました。海底の岩や石などを手探りで探します。見つけたら、くしで獲ります。

花里海岸でのナガラメ漁

船を止めておき、浮きの下に採捕したナガラメを入れる篭をつけています。数名の漁師が素潜り漁を行っていました。

「今年のナガラメは、どうですか?」との問いに、「小さい!」という声が聞かれました。

西之表市現和庄司浦海岸でのナガラメ漁

ここは、西之表市現和庄司浦海岸です。漁港の北側です。共同でナガラメ漁を行っていました。参加漁師は15名です。

ナガラメ漁が終わってガッツポーズ!

潮の引いた浅い場所で、石をひっくり返してナガラメを採捕します。 この日、若い漁師さんも参加していました。初めての漁でしたと話していました。

採捕されたナガラメ

共同で採捕されたナガラメは選別します。6センチ以下の物は、海へ返されます。また、大きいバジョウナガラメは、除外します。煮たりすると、小さくなるという。

ナガラメの選別作業

出荷できるナガラメを選別します。昨年より、少なめじゃないかと話されていました。

軽トラに積まれて選別したナガラメのかご

選別されたナガラメは、種子島漁協まで運びます。そして、5月2日の初入札にかけられます。

入札にかけられるナガラメ

5月2日、種子島漁協に水揚げされたナガラメです。約180キロ前後です。

かごの中のナガラメ

かごの中の生きたナガラメです。互いにくっつきあい身をひねったりして動き回っています。

ナガラメの下見

入札前に、仲買業者が手に取って、ナガラメの状態を確認します。殻を見て、きれいな状態か見分けています。

ナガラメの入札

午前9時よりナガラメの入札が始まりました。仲買業者が各自の木札に金額を記入して、落札を決めます。6100円くらいでほとんど落とされていました。

※ 2018年5月1日、西之表市美浜町沖でのナガラメ漁、花里海岸でのナガラメ漁、現和庄司浦でのナガラメ漁、採捕したナガラメ、選別作業などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島海の旬の味覚ナガラメ漁始まる!2018年

※ 2018年5月1日、種子島近海で獲れるナガラメが解禁になり、5月2日に種子島漁協で入札が行われ、その初入札の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、種子島漁協でのナガラメの計量、かごの中のナガラメ、仲買人のナガラメ下見、入札の模様、入札中のかごのナガラメなどを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島海の旬の味覚ナガラメ初入札!ダイジェスト2018年

【撮影場所】
鹿児島県西之表市美浜町、上西花里崎、現和庄司浦、種子島漁協
【撮影日時】
2018年5月1・2日(火・水)/9時34分〜13時10分、7時45分〜9時25分
2018.5.1〜