小形圧搾機でさとうきびを搾る
平成24年2月4日(土)、南種子町赤米館において、日本宇宙少年団南種子分団による「さとうきび収穫と試飲会」活動が行われました。
日本宇宙少年団は、21世紀の宇宙時代を担う人間として、常に探求心と向上心を身につけることや宇宙船地球号の乗組員として、世界中の人々と共に、豊かで平和な未来を目指しています。
宇宙少年分団活動は、毎月行っており、今年度11回目になります。今回は、農業体験活動で、種子島の主幹作物でもあるさとうきびを搾り、ジュースとして試飲し、さとうきびの種類によって、甘さの違いなどを体験するものです。
また、赤米館のある南種子町茎永地域には、古代から赤米が作られてきました。その赤米を試食することによって、文化や歴史を学ぶことでもあります。
写真1枚目は、小形圧搾機により、さとうきびを搾りジュース状として、取り出している作業です。子供たちの熱い視線が印象的でした。
写真2枚目は、活動を開始する前に、事前にさとうきびを倒し、葉も落として、下準備をしているところです。
準備作業
活動の始まり
今回、参加者した宇宙少年団員は37名でした。出席者の確認や活動内容の説明、及び鎌を使っての作業があるので、その注意点など話していました。写真3枚目です。
写真4枚目は、さとうきびの葉の落とし方やさとうきびの種類など教えていました。今回、使用するさとうきびの種類は、農林8号(NiF8)、農林11号(KN00114)、農林27号(Ni27)、農林22号(Ni22)、農林547号(KY96T547)の5種類です。
葉の落とし方を学ぶ
さとうきびの葉を落とす
写真5枚目は、手ほどきを受け、さとうきびの葉をそれぞれ落としているところです。慣れない手つきで、指導を受けながら上手くこなしていましたよ。
写真6枚目は、葉を落とす合間も見計らって、サトウキビの皮をむいてもらい、それを食べているところです。みんな、「甘〜い」って、話していました。
さとうきびを食べてみる
炊き上がった赤米
一方、館内では、子供たちの試食を準備しているのです。写真7枚目は、赤米が炊き上がったところです。一晩水につけておいたものです。
外では、子供たちがさとうきびの葉を落とし終えて、さとうきびの表面に付いた黒っぽい不純物をきれいに水で洗い落とす作業を行っているところです。写真8枚目です。
さとうきびを洗う
焼きあがったザコ(きびなご)
ザコ(きびなご)の塩焼きです。塩をまぶしたザコをフライパンで焼き上げたものです。美味しいんですよね。写真9枚目です。
洗い終わったさとうきび
さとうきび全体をきれいにすると、圧搾機で搾ることができます。そのままでは、圧搾するときに不便ですので、その前に、長いさとうきびを半分に切り落としていきます。それが写真10枚目です。
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なお、日本宇宙少年団南種子分団についての詳しいことは、南種子町役場社会教育課(0997-26-1111)にお問い合わせてください。