甚兵衛口説(じんべえくどき)

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ひときわ艶やかさが満ち溢れて...

甚兵衛口説〜本踊り
【撮影場所】
鹿児島県西之表市現和風本神社
【撮影日時】
2006年10月28日/13時12分〜13時22分
【写真情報】
サイズ[42.0〜45.5KB]、カメラ[CANON IXY 700]
【奉納場所】
西之表市現和風本(かざもと)神社
【奉納時期】
毎年十月第五土曜日
【アクセス方法】
西之表市街地から県道75号線を通り、JA西之表農協澱粉工場前の三叉路を現和田之脇に向かって進むと、田之脇漁港に突き当たるので、T字路を右に行くと風本橋が架かっています。橋の手前右手に風本神社があります。約20分でこの地に着きます。

【踊りの説明】

現和西俣地域に伝わる郷土芸能「ヤートセー〜甚兵衛口説」です。甚兵衛口説は、出端、本踊り、引端から構成されています。しかしながら、常に前進で踊っていますので、踊りは継ぎ目なく行われていきます。太鼓や鉦、踊り手の衣装も通常のヤートセーと同じです。

踊り手の先頭は、太鼓二人、小太鼓二人、そして鉦二人で、黒地の着物を着て頭に白いハチマキをして、色鮮やかなたすきがけ、そして黒の足袋を履いています。一方浴衣を着た踊り手は、頭に白いハチマキ、そして鮮やかな色のたすきがけで白足袋にワラジを履いています。

入場は、道路側から二列縦隊で、ハナ引きの歌にあわせて、時折、掛け声を出しながらゆっくり、扇子を持ち踊ってきます。踊りが進むにつれて、隊形は円形になり掛け声も随所に出てきて盛り上がっていきます。

写真は、甚兵衛口説の本踊りです。左ひじを垂直に立て、そのとき右手は水平に左ひじ下に添え、また、少し後ろにそり返すように右足を斜め左方向に伸ばす仕草です。二重円の隊形で反時計方向に手踊りを披露していきます。

甚兵衛口説きは、踊りに派手さはありませんが、静かで優雅な踊りです。男女混成になっており、ひときわ艶やかさが満ち溢れています。時には哀愁も感じられ、その優雅さに引き込まれてしまいます。

甚兵衛口説の出端 写真は、甚兵衛口説の出端です。一見して、引端の踊りに良く似ていますが、扇子を片手で持つところが引端と違う部分です。
甚兵衛口説の鳴り物 写真は、甚兵衛口説の鳴り物です。先頭は、太鼓、入鼓、鉦の順になっています。もちろん、踊りの先頭になります。
甚兵衛口説の引端 写真は、甚兵衛口説の引端です。扇子を両手に持って、外、内を向き、軽く両足を曲げる仕草で前進を行い、踊りが終了します。