ハマニンドウの花期は、5〜7月です。種子島では、海岸付近の林の縁及びやや内陸部でも自生しています。写真のごとく、花を密に咲かせています。
海岸によっては、晩秋まで花をつけていることもあります。
通常は、他の樹木に覆いかぶさるように生えています。写真では、トベラに絡みついています。
花は、枝先の葉腋の花茎の先に2個ずつつき、白色で、次第に黄色に変色します。花冠の長さは、3〜4センチです。白と黄色の花が入り混じり、蜜に開花しています。
つるによっては、ほとんど開花していないものも多いです。また、つるの茎は赤みを帯びています。
葉は対生し、卵形から狭卵形で、長さ5〜10センチで、幅は、2〜6センチです。先は鈍形、基部は円形または浅心形です。
2021(令和3)年5月23・25日(日・火)、西之表市立山県道75号線、県道76号線雁田の道沿いで取材した梅雨時期に枝先の葉腋に甘い芳香性のある花を2個ずつつけ密に咲かせたスイカズラ科スイカズラ属の半常緑つる性植物ハマニンドウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ハマニンドウ 梅雨時期に枝先の葉腋に甘い芳香のある花を2個ずつつけ密に咲かせた開花風景〜種子島の自然】
令和2年5月14〜29日(木〜金)、西之表市湊、大崎、立山、野木、上之古田、田之脇の海岸付近で、初夏に甘い香りを漂わせ咲き乱れたハマニンドウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ハマニンドウ 初夏の海岸付近で甘い香りを漂わせて咲き乱れる風景〜種子島の自然】
平成25年6月16日(日)、西之表市国上上古田、湊、中種子町増田秋佐野犬城で撮影した夏を彩るハマニンドウを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の海岸付近に初夏から夏にかけて咲く花ハマニンドウ lonicera affinis】