赤尾木城文化伝承館月窓亭「和紙灯りと芸能の夕べ」

ふるさと種子島>
西之表市の情報>
和紙灯りと芸能の夕べ

秋の今宵に和紙の柔らかい灯りと芸能を楽しむ

平成24年10月13日(土)、西之表市中目にある種子島家屋敷の月窓亭で、和紙灯りと芸能の夕べが行われました。去る9月30日に「観月会」が予定されていましたが、あいにくの台風で順延されており、今回視点を変えての開催となりました。

今回行われたプログラムは、次の通りです。

１．どんじー節(サイヨー実演)～会員有志

２．昔語り「甲女川殿と黒川殿」～下村タミ子

３．ソプラノ独唱「ようかい」「荒城の月」～柿内千寿代

４．ハーモニカ独奏「旅愁」「熊毛小唄」～福元節雄

５．民俗芸能「バジョウ舞い」～平山郷土文化保存会　中畠十三

６．民謡「こうらい節」～平山郷土文化保存会　向井秋雄

　　　　　「草切り掛け唄」～平山郷土文化保存会　坂口政廣＆日高カジ子

　　　　　「木挽き唄」～武田宗吉

　　　　　「増田節」～小倉良光

　　　　　「あわゆれ」～石原　仁

７．おつや口説～武田宗吉　小倉良光　美代子

８．合唱「里の秋」「古里」「草切り節」～市民合唱団コールわかさ

９．民俗芸能「いちわもしんじゅ」～会員一同

総合司会～小浜至徳　　　司会～種子島高校放送部

なお、月窓亭和紙灯りと芸能の夕べの詳しいことについては、月窓亭(0997-22-2101)までお問い合わせてください。

月窓亭入口	和紙灯り

月窓亭は、西之表市立榕城小学校の北側道路沿いにあります。種子島開発総合センターから徒歩で2分です。この日、階段付近から和紙で作られた灯りが並べられてありました。	月窓亭の周囲には、和紙で作られた灯りが幻想的な雰囲気を演出していました。
お茶をたてる	お茶を楽しむ

表千家春秋会によるお茶です。静かな雰囲気の中、お茶をたてていきます。	お茶の前に、和菓子を食べて、それから挽きたてのお茶を楽しんでいました。
会長挨拶	ソプラノ独唱

赤尾木文化伝承館月窓亭ひとつ葉の会の会長鮫島安豊さんのあいさつです。観月会は台風により中止となったが、今回は芸能を楽しむ夕べに変えて開催したことや伝統芸能で今宵ひと時を過ごしてほしいことなど話していました。	柿内さんのソプラノ独唱で、種子島民謡の「ようかい」と「荒城の月」を歌ってくれました。
福元さんのハーモニカ	バジョウ舞い

福元節雄さんのハーモニカ独奏です。旅愁と熊毛小唄を演奏してくれました。このなかで、熊毛小唄は、もっともポピュラーな曲になっており、リズミカルに歌えるものとなっています。演奏される機会も多いです。	種子島には、いくつもの座敷舞がありますが、そのなかで、あまり舞いを見る機会が少ない座敷舞です。バジョウ舞いは種子島独特のものとされています。
いちわもしんじゅ	コールわかさ

種子島に伝わる民俗芸能である「いちわもしんじゅ」です。これは、仮装した踊り子が次々と出てきて踊り変装したこっけいな表情などを楽しめるものとなっています。近年では、ほとんど見ることのない民俗芸能でもあります。	西之表市民合唱団コールわかさです。種子島の民謡、「ふるさと」、「里の秋」などを唄ってくれました。