赤尾木城文化伝承館 月窓亭 一般公開

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種子島の家老家で養蚕業の普及に取り組んだ羽生道潔が建てた住宅...

平成22年4月29日(木)、西之表市中目にある種子島家屋敷の月窓亭が一般公開されました。今から200年以上前の1793年、羽生道潔(1768−1845年)が27歳のときに建てたものです。道潔の孫羽生慎翁もこの住宅で、茶道・花道の修行を重ねていきますが、鹿児島・東京での重要な要職を歴任し、種子島を離れていきます。

明治時代になると、旧家臣たちは第27代種子島守時公を種子島へ向かえ、この住宅を居住とし、以来、平成12年まで種子島家住宅として使用されてきましたが、このたび西之表市が保存、活用することとなりました。

月窓亭の一般公開に記念して、オープニングセレモニーが盛大に行われました。その一般公開の模様を掲載しています。なお、月窓亭の詳しいことについては、西之表市役所観光経済課(0997-22-1111)、種子島開発総合センター(0997-23-3215)にお問い合わせてください。

一般公開:平成22年4月29日(木)〜 開館時間:9:00〜17:00 見学無料

4月29日の一般公開プログラムは、次のとおり

10:00〜10:20 オープニング式典

【朝の部】

10:20〜11:00 @郷土芸能披露
            演目:めでた節
                鳥刺し舞・蚕舞
                草切り節(向井秋雄、小脇久男氏)
                どんぢ節(石原仁氏)

           A短歌の朗詠
            出演者:熊毛文学会

11:00〜12:00 野点
           西之表市茶道クラブ
           表千家春秋会による野点

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月窓亭入口 月窓亭 オープニング式典〜西之表市長あいさつ
月窓亭入口 月窓亭 オープニング式典〜西之表市長あいさつ
月窓亭は、西之表市立榕城小学校の北側道路沿いにあります。種子島開発総合センターから徒歩で2分です。 月窓亭を東側から写しています。月窓亭の住所〜891-3101 鹿児島県西之表市西之表7528
お問い合わせは、種子島開発総合センター「鉄砲館」(0997-23-3215 FAX 0997-23-3250)まで
長野力西之表市長のあいさつです。「歴代種子島家当主が居住していたもので、由緒ある建物であること」、「この屋敷が貴重な文化財として保存されると共に、観光資源や市民が活用してほしい」などとあいさつしました。
オープニング式典〜目録贈呈 一般参加者 紅白餅まき
オープニング式典〜目録贈呈 一般参加者 紅白餅まき
第29代種子島時邦氏の長男時大(ときひろ)氏より、西之表市長に種子島家住宅の贈呈目録が手渡されました。 オープニング式典に参加した一般参列者です。式典が終わると、祝い持ち拾いが行われました。 関係者により、オープニングを記念して、2階から紅白の餅投げがありました。画像が小さいため、餅は見えていません。
赤尾木城と種子島の武家文化 種子島の庭園文化 建物の由来
赤尾木城と種子島の武家文化 種子島の庭園文化 建物の由来
赤尾木城は、17代島主種子島忠時から。寛永元年(1624年)忠時12歳のとき、内城(今の榕城中)から上の城(今の榕城小)へ。亜熱帯特有のアコウが繁茂していたことから赤尾木城と呼ばれ、明治2年の版籍奉還まで約250年間、種子島の政治、文化の中心となった。 赤尾木城下の庭園には、薩摩の武家屋敷庭園に見られる特徴に亜熱帯性の植物や珊瑚石を融合した独特の美の世界があります。特に、植物は、ソテツ、ゲットウ、タニワタリ、ヘゴなどのほか、リュウガンのどの薬種として舶載された植物もあります。 今から200年以上前の1793年、羽生道潔(1768−1845年)が27歳のときに建てたものです。道潔の孫羽生慎翁もこの住宅で、茶道・花道の修行を重ねていきますが、鹿児島・東京での重要な要職を歴任し、種子島を離れていきます。
羽生慎翁と生花 羽生慎翁の花絵図 建物ゆかりの人びと
羽生慎翁と生花 羽生慎翁の花絵図 建物ゆかりの人びと
種子島の花道は、羽生慎翁の祖父道潔が寛政4年(1792年)鹿児島の花道池之坊流師範家丸田氏に入門し、種子島の花道指南家となったことに始まると考えられる。 歴代島主は上方文化の摂取に努めたが、なかでも、12代島主忠時(室町時代)が最も顕著である。大的はじめ、連歌師宗碩や千利休との交流、蹴鞠、乗馬、郷土芸能などが堺を経由してもたらされた。羽生家伝来の花絵図は木版による花道教本で、花材、花瓶、生け方など、300年前の人々の美意識の高さが伝わってくる。 明治19年、種子島家が移り住んだことにより、700有余年の歴史を綴る種子島家家譜類やポルトガル伝来銃、国産第一号銃、生き人形「山野井様」などの宝物が多数保存されてきたことから、数多くの著名人らがこの屋敷を訪れた。
資料展示 種子島家ハナ夫人の婚礼衣装 火縄銃と松寿院掛軸
資料展示 種子島家ハナ夫人の婚礼衣装 火縄銃と松寿院掛軸
羽生家伝来の生花教本です。右の写真は、月窓亭オープニングの写真にも使用されています。 第28代種子島時望氏ハナ夫人の婚礼衣装です。飯野寅吉氏が娘のために丹精こめて作らせた衣装で、当時としては斬新なデザインでした。ハナ夫人は、明治45年1月31日に飯野寅吉(飯野海運社長)・ハルの三女として生まれ、昭和12年12月種子島時望氏と結婚。平成18年4月18日亡くなられています。 床の間には、火縄銃のレプリカと松寿院の掛軸などが飾ってあります。左が矢板金兵衛作の火縄銃、右が種子島銃で、伝来銃は2丁とも消失するが、この銃は、西村家から種子島家に献上された火縄銃です。

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【撮影場所】
鹿児島県西之表市西之表7528 赤尾木城文化伝承館月窓亭
【撮影日時】
2010年4月29日/9時21分〜16時23分
2014.3.1〜