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子供たちの健全育成も目指す施設公開

厚生棟でのイベント

厚生棟でのイベント

南種子町のJAXA種子島宇宙センターで、種子島宇宙センター施設一般公開が行なわれました。

これは、施設を公開することによって、宇宙科学技術への関心と理解を深め、また、子供たちの健全育成も目指していこうとするものです。

施設公開は、午前10時から午後3時30分まで行われ、スペシャルバスツアー、星出宇宙飛行士がやってくる、宇宙服試着、水ロケット打ち上げ体験、厚生棟体育館でのイベントなど、多彩なプログラムで楽しませてくれました。そのなかで、スペシャルバスツアー、厚生棟での展示物の模様を掲載しています。なお、都合により一部についての撮影です。

写真1枚目は、厚生棟体育館内でのイベントの模様です。ここで、スペシャルバスツアーの受付や乗車券の配布などありました。

写真2枚目は、増田宇宙通信所のコーナーです。ここでは、UVビーズを使ったブレスレットを作りに子供たちが挑戦していました。

増田宇宙通信所コーナー

増田宇宙通信所コーナー

コスモテックコーナー

コスモテックコーナー

写真3枚目は、コスモテックのコーナーです。ここでは、オリジナルの缶バッジ作りに大人から子供まで挑戦していました。

写真4枚目は、三菱重工業のコーナーで、ロケットの写真や本物のロケットの機体の一部を公開していました。写真のものがその一部です。

三菱重工業のコーナー

三菱重工業のコーナー

竹崎地域の様子

竹崎地域の様子

写真5枚目から9枚目までは、種子島宇宙センターの事始めです。種子島が射場として選ばれ、竹崎に射点ができるまでの歴史を振り返ったものです。

当時の竹崎地域の様子です。林道は、全く人手が全く加えられていなくて、やっと一人が通れる道があったとのこと。

写真6枚目は、種子島が射場として選ばれるまでの条件が示されています。その射場の選定条件とは、@東、南向けに対し陸上、海上、航空の安全に支障がないこと。A日本領内で、できるだけ赤道に近いこと。B沿岸漁業者との干渉が少ないこと。C必要な用地面積が早期に入手でき、かつ土地造成が容易なこと。D通信、電力、水源が確保できること。E交通が便利で、人員、資材、機材の輸送が容易なこと。F人口の密集した地帯からなるべく遠いこと。

射場の選定条件

射場の選定条件

竹崎射点の完成

竹崎射点の完成

写真7枚目は、竹崎射点の完成です。昭和43年竹崎射点が完成し、小型ロケットの打ち上げ実験が開始されたとのこと。

写真8枚目は、昔の竹崎地域の写真です。施行前の状況と完成後の写真です。竹崎広場の写真などです。

昔の竹崎地域

昔の竹崎地域

昭和41年工事開始

昭和41年工事開始

写真9枚目は、昭和41年に工事が開始され、舗装された道路はほとんどなくて、日照りになれば砂埃が立ち上る状況だったという。

写真10枚目は、スペシャルバスツアーです。ツアーは、大型ロケット発射場、衛星組立棟、大崎第1事務所を見学させてくれました。また、バスの中では、クイズなどもありました。

スペシャルバスツアー

スペシャルバスツアー

H-Uロケット7号機の実物

H-Uロケット7号機の実物

写真11枚目は、唯一撮影が許可されたエリアの大崎第1事務所のH-Uロケット7号機の実物です。左がロケットの二段目で、第二段ロケットの部分で、この手前にLE-5Aエンジンが装着されます。

写真12枚目は、同じくロケットの一段目です。この手前にLE-7エンジンが装着されます。

ロケットの一段目

ロケットの一段目

LE-7ロケットエンジン

LE-7ロケットエンジン

写真13枚目は、大崎第一事務所に保管されているH-UロケットのLE-7ロケットエンジンです。エンジンの主な性能は、次のとおりです。<br>
【型式】液体ロケット、【推進薬種類(酸化剤/燃料)】液体酸素/液体水素、【推進薬質量】86t、【平均推力】843KN(深層上)、【比推力】445秒(真空中)、【燃焼時間】346秒、【推進薬供給方式】ターボポンプ、【全長】約3.2m、【重量】約1.7t、【ノズル出口径】約1.8m

写真14枚目は、大崎第一事務所に保管されているLE-5Aロケットエンジンです。エンジンの主な性能は、次のとおりです。<br>
【型式】液体ロケット、【推進薬種類(酸化剤/燃料)】液体酸素/液体水素、【推進薬質量】16.7t、【平均推力】118KN(深層上)、【比推力】452秒(真空中)、【燃焼時間】609秒、【推進薬供給方式】ターボポンプ、【全長】約2.7m、【重量】約0.25t、【ノズル出口径】約168m

LE-5Aロケットエンジン

LE-5Aロケットエンジン

移動発射台運搬台車の実物の車輪

移動発射台運搬台車の実物の車輪

写真15枚目は、通称ドーリーです。移動発射台運搬台車の実物の車輪です。それを子供たちに説明しているところです。

なお、なお、詳しいことは、種子島宇宙センター 宇宙科学技術館(0997-26-9244)にお問い合わせてください。

※ 平成26年7月6日、種子島宇宙センター施設一般公開で、厚生棟での展示、イベント、スペシャルバスツアーなどを模様を撮影したものです。この動画に中には、厚生棟での展示、イベント、H-Uロケット7号機の実物などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島宇宙センター施設一般公開ダイジェスト

【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡南種子町種子島宇宙センター
【撮影日時】
2014年7月6日(日)/9時28分〜11時08分
2014.7.8〜