広域農道事業に関する碑
写真の場所は、中種子町野間満足山の国道沿いにある記念碑です。車窓からも全容が確認できます。広域農道に関する記念碑です。右に碑文、左に事業概要が刻まれています。
町制施行五十周年記念事業
広域農道 第二中種子地区
土地改良記念碑
平成二年十一月十日建立
中種子町長 松下道男書
碑文
この広域農道は本町南部の農業団地中央部を南北に縦貫していて、東側を国道、西海岸沿いには県道が並行しているので交通網が整い農業生産の向上と産物の輸送に大きな貢献をもたらしている。また途中に架設された中種子大橋は長さ百十七メートル高さ二十八メートルの偉容を誇りその景観は観光面にも役立っている。本町を東西南北に縦横断する第一第二広域農道は全長実に二万六千メートル余りで住民の熱意と総意が結集された一大事業であり伸びゆく農業のまち中種子の大動脈となっている。町制施行五十周年に当りここに記念碑を建てこの事業完遂に尽力された関係当局に深甚の敬意を表すると共にこの業績を後世に伝える 中種子町
事業概要
一 受益面積 千四百七十ヘクタール
二 受益戸数 七百六十一戸
三 事業量 一万九百三十メートル
幅員 全幅 六、五メートル
有効 五、五メートル
四 事業費 二十五億六千五百五十四万一千円
五 工事期間 着工 昭和五十六年度
完成 平成元年度
六 事業主体 鹿児島県
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。