土地改良事業に関する碑
写真の場所は、中種子町岩岡の屋久津と衣之平の境界付近にある記念碑です。車窓からも全容が確認できます。土地改良事業に関する記念碑です。左に碑文、裏に事業概要が刻まれています。
土地改良記念碑
碑文
恵まれぬ地理的条件、ほ場条件にもめげず、先祖代々幾多の苦労を重ねながら今日の農業を築き上げてきた当岩岡南部地区は、輝ける未来と限りない農業集落の発展を願い、近代的農業経営の基盤づくりに着手した。昭和六十二年に梶潟集落の小牧野団地(一工区)を皮切りに着工し屋久津集落の吹揚団地(二工区)までを十一年の永い年月をかけ、立派に整備されたほ場に生まれ変わった。
この間、関係機関の温かいご指導とご支援のもと、地区民の総意を結集し完遂したことは地区民の誇りとするところであり、関係各位に深甚の感謝の意を表するものである。この功績を後世に伝えるために風光明媚なこの地に記念碑を建立する。
平成十年三月
推進委員長 折戸 忍(一工区)
塩釜三郎(二工区)
事業概要
一 事業名 畑地帯総合整備事業(一般型)岩岡南部地区
二 受益面積 二二一ヘクタール
三 総事業費 一、八九一、八六四千円
内訳 国庫補助 九八一、八二八千円
県費補助 五七八、三一一千円
町負担金 二三七、五一二千円
受益者負担 九四、二一三千円
四 事業量 基幹農道 二、五五二メートル
区画整理 一、五一ヘクタール
農道整備 一六、九六六メートル
五 工事期間 着工 昭和五十二年度竣工平成九年度
六 事業主体 鹿児島県
七 推進委員名
折戸 忍 柳川若義 塩浦徳誠
塩浦雅哉 塩釜三郎 浦口俊一
粟屋国芳 八汐貞次 八汐 護
八 関係機関 熊毛支庁長 田中 稔
中種子町長 日高實昭
中種子町土地改良区理事長 日高 満
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。