写真は、甲女川に架かる高浜橋付近から撮影したものです。写真左側高台の上は墓地になっています。
西之表市街地の城にある山で、写真一帯の山を「ずく山」と呼んでいます。ずくとは、ずく鉄、銑鉄の意味で、精錬する前の状態です。
周辺には製鉄所か、鍛冶屋などがあったと言われています。ずく山の下の道路は、旧県道です。
山周辺は、雑木林、畑などもありますが、人家もあります。北側は墓地になっており、「雲之城墓地」と言われております。
鉄砲伝来で知られる「若狭墓地」もあります。
西之表市城旧県道沿いにあるずく山入口交差点付近です。市制30周年記念として「ずく山」の標柱が立ててあります。
写真は、津久山中野線です。これより先に雲之城墓地があります。高い所で31.7メートルです。右にずく山の案内板が設置されています。
ずく山の案内パネルです。製鉄には多量の水が必要だったため、甲女川の豊富な水が利用され適地だったのではとされています。
ずく山の標柱です。ずくとは、製錬する前の不純物の多い鉄のことをいう。