ベニバナボロギク
- 【 特 徴 】
- ベニバナボロギクの原産地は、アフリカといわれています。キク科一年生の植物です。通常、畑の土手付近で、ポツポツとまばらに生えていることが多いです。しかし、荒れ地になってくると中まで生えていることもあります。やや中型の雑草です。花期は8〜10月と言われていますが、種子島では冬の間も花を咲かせていることもあります。
さとうきび畑では、収穫時期になると、大きく成長しています。そして、収穫が終わり春になると、新芽が出るころに、ベニバナボロギクも同じように成長時期になります。山間部の畑によっては、群生していることもあります。
- 【 除草方法 】
- 畑の中で、生えている数が少なければ、人手で引き抜いて除草したほうが確実です。土手付近は、刈り払い機で簡単に除草できます。
畑の土手を除草剤で除草する場合は、農耕地用のものを使用し、生育期間に散布するのが適度とされ、土手が丈夫な場合は、根まで枯らすプリグロックスiQ、土手が弱いときは、根は残すプリグロックスLを使用します。
- 【 除草剤一口メモ 】
- 茎葉処理剤で、植物の体内への移行性について、「接触型」と「移行型」の二つがあります。
接触型の除草剤⇒薬剤がかかった部分だけに作用するもの。プリグロックス、バスタ液剤など。
移行型の除草剤⇒薬剤が植物の一部にかかっても全体に作用するもの。ラウンドアップマックスロード、ナブ乳剤など。
2014.4.4〜