本源寺は、種子島家の菩提寺です。文明元年(1469年)第11代種子島時氏が建立しています。京都の本能寺、尼崎の本興寺の末寺で法華宗の寺です。
慈遠寺、大会寺とともに、赤尾木三ヶ寺のひとつとされ、七つの堂を備えた広壮なものであったという。
山門は、昔種子島警察署の前にあったとされ、元は現在の市役所の地にあったが、14代時尭が現在地の坂上に移しています。
本源寺では、毎年正月11日の夕刻に、栖林神社弓場の「大的始式」と時を同じくして「温座祈念」の行事が始められ、十三日早朝まで夜通しで、陀羅尼品を読み国土安穏、五穀豊穣、漁業豊漁などの祈念を行っていました。
しかし、現在、本源寺の温座祈念法要は、十三日早朝のみ行っています。
また、境内には、種子島に法華宗を伝えた日典上人の遺志を継いで、法華宗の弘法に努めた淡路島出身の僧、日良上人の墓、日経、日皓などの僧の供養碑があります。
※ 2018年1月13日、種子島の西之表市本源寺で、午前7時から行われたよみあかし法要の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、法要、病魔払い、御洗米の配布、ご住職の講話などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。