水面に浮かぶ子供たち
平成24年3月17日(土)、南種子町立茎南小学校の水田で、PTAによるもち米の田植えを行いました。
茎南小学校では、「かしこく、やさしく、たくましく」を校訓に掲げ、積極的な活動を行っています。宇宙留学制度も実施しており、さまざまな体験活動の充実を図っており、4年前から稲の栽培活動を取り入れています。
茎南小学校西側の広大な水田の中を流れる宮瀬川が今回のふな汲みの場所です。茎南小学校児童30名による「ふな汲み」の模様を掲載しています。
保護者は、早朝から水門ゲートのある宮瀬川で準備を行いました。子供たちは12時ごろ集合し、先生からふな汲みするときの注意事項を教わったりしました。
写真1枚目は、子供たちが、田んぼの畦に並ぶところです。水面に反射した子供たちの様子です。
写真2枚目は、教頭先生のお話です。天気予報では、悪天候だったのですが、幸いにも晴れ間が広がって、天候に恵まれましたよ。
教頭先生のお話
苗の植え方を教える
写真3枚目は、子供たちに苗の植え方を教えているところです。苗は三本ずつ植え付けていくように、しっかり子供たちに教えていました。
一般的に、1本の苗から6本に分けつするといわれ、3本だと18本に増えることになります。3本以上になると株が大きくなりすぎてしまうそうです。
【分けつ】根に近い関節から茎が増えて出ること。
校長先生のお話です。田んぼの神様にお願いしてから植えてほしいことなど話していました。写真4枚目です。
校長先生のお話
苗代縄を引く
田植え用の苗代縄を引いて、子供たちが植えられるように準備しているところです。今回の田植えには、子供たち三十八名、保護者、先生三十一名の参加でした。写真5枚目です。
子供たちの田植えの様子です。写真左が道路側です。子供たちの反射が、なかなかいいですね。写真6枚目です。
水面に浮かぶ田植え作業
楽しそうに植え付ける子供たち
道路側を写したものです。時間がたつにつれて、子供たちも要領がよくなり、植え付けも上手になってきました。写真7枚目です。
とにかく、楽しみながら田植えを行っていました。一年に今日だけしかないのだからね。六年生にとっては、最後の田植えですからね。写真8枚目です。
田植えは楽しい!
和気藹々と
田植えの合間のおしゃべりも楽しいものです。慣れた手つきになっていましたよ。写真9枚目です。
田んぼには、カエルやザリガニもいました。それを見て、子供たちも喜んでいました。写真10枚目です。
カエルも飛び出してきた!
ザリガニもいるんだよ
ザリガニは、てんぷらなどにしたら、美味しく食べられるのでは?と思いますが、どうでしょうか写真11枚目です。
保護者は、反対方向から植え付けていました。苗代縄は、なくても感でわかるんですよね。植え始めてから約1時間で、作業も終了となりました。そのあと、補稙を行ったりもしました。写真12枚目です。
保護者も田植え
PTA会長のあいさつ
PTA会長のあいさつです。悪天候の心配もあったが、晴れてよかったことや六年生はいい思い出になったことなど話していました。写真13枚目です。
お菓子や飲み物を子供たちへ
子供たちには、お菓子や飲み物などを保護者により配布しているところです。茎永美人のお母さんたちが準備してくれていました。写真14枚目です。
なお、四ヶ月ほど経過すると、稲の収穫ができるようになります。そして、秋の南種子町ふるさと祭にて、茎南小のもち米として、子供たちが販売するんですよ。
なお、もち米田植え及び留学制度等については、南種子町立茎南小学校(0997-26-7631)へお問い合わせてください。