ふ化したウミガメ
平成29年8月9日(水)、南種子町立西野小学校児童、保護者、教職員による前之浜海岸でウミガメ放流体験を行いました。ウミガメ放流は、お父さん、お母さんたちも小学校の頃行ってきた伝統行事となっています。
西野小学校児童、教職員、保護者によるウミガメ放流の模様を写真と動画で掲載しています。
今年は、天候不良だったのか、ウミガメのふ化が遅い年でした。また、ふ化率も平年に比べて悪くなっていました。タライの中には、39匹のウミガメです。写真一枚目です。
写真二枚目は、西野小学校正門付近掲示板の右横にあるふ化場です。8月に入ってからふ化しました。
西野小のふ化場
放流する前之浜海岸
前之浜海岸です。写真中央少し左よりの波打ち際で放流します。イギリスの帆船ドラメルタン号が漂着した海岸でもあります。写真三枚目です。
写真四枚目は、海岸でタライの中のふ化したウミガメを見ている子どもたちです。手に取って触ったりもして、ウミガメを見ていました。
ふ化したウミガメを見る子供たち
放流会のはじまり
写真五枚目は、各学年ごとに並び、放流の会が始まりました。教頭先生からは、39匹のウミガメを放流することを話されていました。ほかの学校からも放流を見ようとたくさん集まっていました。
写真六枚目は、どんなものなのかな〜とウミガメに直接触っていました。
ウミガメに触る
夕暮れ時の海岸
写真七枚目は、夕暮れ時の前之浜海岸です。放流は、午後6時30分から行われました。西の方では、きれいな夕焼けになっていました。
写真八枚目は、ウミガメを持った子供たちは、一斉に手から放して放流しました。放されたウミガメは、よちよち歩きで海へ向かっていました。
一斉にウミガメを放流する子供たち
海へ向かうウミガメ
放されたウミガメは、海の中へ入っていくのですが、波によって、再び戻されてしまいます。大きくなるまでは、いろんな天敵との戦いが待っています。
ウミガメを見送る子供たち
写真十枚目は、何度も波によって戻されてくるウミガメを海の中へ戻して、無事に海に入るのを見つめていました。
なお、ウミガメ放流や留学制度等については、南種子町立西野小学校(0997-26-6255)へお問い合わせてください。
※ この動画の中には、学校でのタライの中のウミガメ、前之浜海岸、海岸でのウミガメを見る子どもたち、会の模様、放流の模様、一般見学者及び児童による感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:西野小学校前之浜海岸でウミガメ放流活動2017年】