中種子町の各地域にある牧の神を紹介しています。中種子町の牧の神は、三十数ヶ所あるといわれています。現地確認できたものから順次追加しています。したがって、順不同で掲載しています。なお、牧の詳しい説明は、「西之表市の牧の神」をご覧ください。随時追加、更新していきます。
ところで牧の神は、牧場や主な行事を行う場所に祀られています。その御神体は自然石であったり、ソテツであったり、樹木であったりさまざまです。近年になって、道路の拡張工事や田畑の整備工事などにより移設された牧の神も中にはあります。
坂元牧の神 | 古房牧の神 |
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【撮影場所】中種子町星原坂元 【アクセス】国道58号線経由で約10分 【撮影日】2008年1月5日 【説明】坂元牧の神の依り木はモッコクです。広域農道沿いにあり、隣はお寺になっています。 |
【撮影場所】中種子町増田古房 【アクセス】県道75号線経由で約10分 【撮影日】2007年7月29日 【説明】古房牧の神は、大峯牧と小牧野牧を合併しています。鳥居の左右に牧の創設者の記念碑があります。 古房の牧は、文政十二年牧瀬紋之丞が創設しています。 【動画】種子島のふるさと情報:中種子町増田古房牧の神 |
町山崎牧の神 | 中山牧の神 |
【撮影場所】中種子町野間町山崎 【アクセス】バイパス道路経由で約2分 【撮影日】2007年7月27日 【説明】町山崎の牧の神です。町山崎は、中種子市街地の南側に位置しています。道路を挟んで、反対側には公民館があります。牧の神の種類は、牛馬牧です。 |
【撮影場所】中種子町野間中山 【アクセス】県道75号線経由で約8分 【撮影日】2007年7月29日 【説明】中種子町野間大平から中山に通じる町道から300m前後入り込んだ小高い丘の上にあります。中山牧の神は、牛馬牧です。 【動画】種子島のふるさと情報:中種子町野間中山牧の神 |
平鍋牧の神 | 畠田牧の神 |
【撮影場所】中種子町納官平鍋 【アクセス】国道58号線経由で約8分 【撮影日】2007年9月23日 【説明】国道58号線から約200m入り込んだ町道沿いにあります。平鍋も牧は盛んな地域でした。平鍋牧の神は牛馬の牧です。 |
【撮影場所】中種子町野間畠田 【アクセス】国道58号線経由で約5分 【撮影日】2007年9月29日 【説明】畠田公民館の一角に建てられています。拝殿などはなく、祭神の碑があります。碑には「受母知大神」と刻まれています。 |
広ヶ野牧の神 | 竹屋野牧の神 |
【撮影場所】中種子町油久広ヶ野 【アクセス】県道75号線経由で約7分 【撮影日】2015年11月1日 【説明】広ヶ野集落内の美座広ヶ野線沿いにある牧の神です。農道萩の子線から100メートル入り込んだ地点です。 |
【撮影場所】中種子町野間竹屋野 【アクセス】県道75号線経由で約5分 【撮影日】2007年12月8日 【説明】県道75号線から少し入り込んだ町道沿いにあります。御神体は自然石です。 【動画】種子島のふるさと情報:野間竹屋野の牧の神ヒカンザクラが美しい! |
西之町牧の神 | 向町牧の神 |
【撮影場所】中種子町油久西之町 【アクセス】県道75号線経由で約8分 【撮影日】2007年10月7日 【説明】西之町公民館の一角に建てられています。御神体は石です。 |
【撮影場所】中種子町油久向町 【アクセス】国道58号線経由で約7分 【撮影日】2007年10月7日 【説明】県道75号線沿いにある向町公民館の一角にある牧の神です。御神体は石です。 |
東目牧の神 | 坂井牧の神 |
【撮影場所】中種子町南界東目 【アクセス】国道58号線経由で約15分 【撮影日】2008年2月3日 【説明】国道58号線から東へ入り込んだ道沿いにあります。依り木はセンダンの老木です。 |
【撮影場所】中種子町坂井本村 【アクセス】国道58号線経由で約15分 【撮影日】2007年10月7日 【説明】坂井歴史公園近くの本村公民館の一角にある牧の神です。尻追野牧と越門牧の神を合併しています。 |
向井・牛之原牧の神 | 中之町牧の神 |
【撮影場所】中種子町増田向井町 【アクセス】県道75号線経由で約10分 【撮影日】2008年2月6日 【説明】牧本源治氏が保有していた、塩屋牧は文政四年(一八二一年)正月、種子島家から認可されています。認可された文書には、牛馬の絵が描かれており、耳切りの箇所が示されていると言います。明治時代の地租改正により、官有地となったが、その後農民により引き戻しが許可されています。牛之原牧の証文は中種子町の文化財に指定されています。階段の下に案内板があります。 【動画】種子島のふるさと情報:中種子町増田向井町向井・牛之原牧の神 |
【撮影場所】中種子町増田中之町 【アクセス】県道75号線経由で約10分 【撮影日】2008年2月6日 【説明】従来、猪鹿野家に祀られていましたが、明治三十六年五月、集落の牛馬の神として猪鹿野坂入口に建立されています。その後、昭和十五年四月、現在の地に移設されてきましたが、老朽化したため平成六年十一月、全面改修されています。 【動画】種子島のふるさと情報:中種子町増田中之町錦神園神社・牧神社 |
田島牧の神 | 春田一家牧の神 |
【撮影場所】中種子町南界田島 【アクセス】国道58号線経由で約13分 【撮影日】2008年2月6日 【説明】国道58号線沿いの田島研修センターの一角にある牧の神です。道路整備工事で移設されています。御神体は自然石です。 |
【撮影場所】中種子町納官春田 【アクセス】国道58号線経由で約6分 【撮影日】2008年1月20日 【説明】国道58号線から少し入り込んだ春田公民館の一角にある牧の神です。春田本家から分家しています。 |
西之山牧の神 | 大町牧の神 |
【撮影場所】中種子町油久西之山 【アクセス】国道58号線経由で約10分 【撮影日】2008年2月8日 【説明】西之山公民館の一角にある牧の神です。御神体はソテツです。 |
【撮影場所】中種子町田島大町 【アクセス】国道58号線経由で約12分 【撮影日】2008年2月8日 【説明】国道58号線から少し入り込んだ道沿いにある牧の神です。詳しい状況分かっていません。 |
大平牧の神 | 原之里牧の神 |
【撮影場所】中種子町野間大平 【アクセス】県道75号線経由で約2分 【撮影日】2008年2月9日 【説明】県道75号線沿いにある大平神社の左隣に牧の神があります。石塔には文字が刻まれています。「方角」、「乙丑二月十?月建立」、「大平原牧 長野与平太」などと刻まれています。道路整備により現在地に移されています。 |
【撮影場所】中種子町納官原之里 【アクセス】国道58号線経由で約5分 【撮影日】2008年2月9日 【説明】原之里研修センターを少し過ぎた道沿いにある牧の神です。御神体はソテツで、右が馬、左が牛です。 |
伊原牧の神 | 下田牧の神 |
【撮影場所】中種子町野間伊原 【アクセス】県道588号線経由で約5分 【撮影日】2008年2月9日 【説明】伊原公民館の一角にある牧の神です。依り木はソテツです。伊原地域で管理しています。 |
【撮影場所】中種子町野間下田 【アクセス】県道588号線経由で約10分 【撮影日】2008年2月9日 【説明】県道588号線沿い下田神社の境内にある牧の神です。小さな動物の像です。牛か馬かわかりません。 |
阿高磯牧の神(馬) | 阿高磯牧の神(牛) |
【撮影場所】中種子町岩岡阿高磯 【アクセス】県道588号線経由で約15分 【撮影日】2008年2月9日 【説明】阿高磯入口の県道588号線から少し入り込んだ道沿いにある馬の牧の神です。馬の絵が描かれた瓦を置いています。瓦には、「大正八年五月」、「谷山村(吉留栄吉)製造」と刻まれています。現在、周辺では橋げたの工事を行っています。 |
【撮影場所】中種子町岩岡阿高磯 【アクセス】県道588号線経由で約15分 【撮影日】2008年2月9日 【説明】阿高磯神社の右となりにある牛の牧の神です。「共有地分配碑」の記念碑も近くにあります。 |
満足山牧の神 | 郡原牧の神 |
【撮影場所】中種子町野間満足山 【アクセス】国道58号線経由で約6分 【撮影日】2008年2月11日 【説明】下田に通じる道沿いにある牧の神です。依り木はソテツで、石の周りに盛砂をしています。祀った形跡がありますが、日数が経過しており、周辺は少し荒れています。 |
【撮影場所】中種子町増田郡原 【アクセス】県道75号線経由で約10分 【撮影日】2019年6月9日 【説明】郡原の小高い場所にある牧の神です。久木原牧と松下牧を合併して祀っています。写真でも分かるとおり、鳥居の右に「紀念」碑があります。境内から海岸を展望できます。 |
大牟礼牧の神 | 池之平牧の神 |
【撮影場所】中種子町野間大牟礼 【アクセス】県道588号線経由で約3分 【撮影日】2008年2月10日 【説明】大牟礼の県道沿いにある牧の神です。大牟礼牧の詳しいことは分かっていません。 |
【撮影場所】中種子町増田池之平 【アクセス】県道76号線経由で約15分 【撮影日】2008年2月20日 【説明】池之平公民館の250メートル手前の道沿いにある牧の神です。 |
美座牧の神 | 熊野牧の神 |
【撮影場所】中種子町油久美座 【アクセス】国道58号線経由で約8分 【撮影日】2008年2月20日 【説明】国道58号線から少し東に入り込んだ杉林の中にある牧の神です。五兵衛牧という私有牧で、御神体は自然石。周囲をブロックで囲んでいます。 |
【撮影場所】中種子町南界熊野 【アクセス】県道75号線経由で約15分 【撮影日】2008年2月20日 【説明】熊野豊受神社の小高い林の中にある牧の神です。熊野国夫氏が後継者であったという。詳しいことは分かっていません。 |