宝満神社赤米の収穫

南種子町茎永松原お田の森東の稲庭お畦で、赤米の収穫作業が行なわれました。これは、平成28年4月3日、赤米のお田植祭りで植えられた赤米です。

宝満神社の赤米は、成長するとやがて人間の背丈ほどにもなり、茎の長いことで、茎永とも呼ばれるようになったとも言われています。

赤米は、成長がかなり遅く、収穫まで約5ヶ月を要しています。宝満神社の赤米は、古来米で品種改良されておらず、また、収穫された赤米は神社社人で管理されており、ほかへの持ち出しができないように制限しているのです。

先のお田植祭りで植えられた赤米は、約5畝です。収穫すると約50キロの赤米が収穫できます。そして、収穫された赤米は、翌年に行なわれるお田植祭で植える苗用、ナオライでのにぎりめし用、赤米館での展示用に使用されるのです。

今回、国指定文化財になって、最初の収穫祭となりました。総社市、対馬市、そのほか、文化財関係者も祭りを見守っていました。

その収穫祭の模様を写真と動画で掲載しています。

赤米の穂

今年の4月3日の御田植祭で、植えられた赤米です。順調に生育し、1メートルを超えるほどまでに成長しました。

関係者の打ち合わせ

収穫祭神事が始まる前に、関係者が集まり、打ち合わせを行いました。

赤米収穫祭には、南種子町のトンミー大使の相川七瀬さんも参加しました。茎南小学校児童とともに、刈り取り作業を体験しました。写真は、刈り取った稲穂を持っての記念撮影です。

わらを練る

わらを練り、鎌の刃を保護するのに使用します。昔、農作業を始める前に必ず行っていたものです。

赤米収穫祭神事での祭壇

午前8時30分から行われたお田の森での赤米収穫祭神事での祭壇です。お神酒、果物、野菜、お魚、お米、収穫した赤米の稲穂、道具の鎌などです。

茎南小学校児童による玉ぐしの奉奠

収穫祭神事での茎南小学校児童による玉ぐしの奉奠です。宝満神社松原宮司から手渡されました。

総社市赤米保存会代表による玉ぐしの奉奠

今回、国指定文化財に指定された初めての収穫祭です。総社市赤米保存会代表による玉ぐしの奉奠です。

対馬市赤米保存会代表による玉ぐしの奉奠

写真は、対馬市赤米保存会代表による玉ぐしの奉奠です。この後、収穫祭も無事終了し、稲の刈り取りが行われました。

相川七瀬さん
鎌を使っての手刈り作業

鎌を使っての手刈り作業には、茎南小学校児童も参加しています。前日までの悪天候により、収穫田は、ぬかっていましたが、子供たちは元気いっぱい背丈の長い稲穂を刈り取っていました。

イネの刈干作業

手刈りされた稲穂は、束にされて馬で刈干しされます。

センバでの脱穀作業体験

写真は、センバという道具を使って、稲穂を落とす作業の体験です。昔、どこの家庭でも使っていました。

相川七瀬さんも加わり稲刈り作業

途中から、南種子町のトンミー大使の相川七瀬さんも加わり、茎南小学校児童とともに刈り取り作業を行いました。

相川七瀬さんとともに記念撮影

作業が終わると、子どもたちとともに記念撮影です。なお、相川七瀬さんの仲立ちで、南種子町、総社市、対馬市の赤米の交流が始まったのです。

※ 2016年9月25日、南種子町茎永で行われた宝満神社赤米収穫祭を紹介しています。この動画の中には、神事での祝詞の奏上、玉ぐしの奉奠、茎南小学校児童による刈り取り作業、センバでの作業、足ふみ脱穀機による作業、神社総代、松原宮司、児童による感想など収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の伝統行事:宝満神社赤米収穫祭相川七瀬さん参加

※ 2016年9月25日、種子島の南種子町茎永お田の森で行われた国指定文化財後最初の宝満神社赤米収穫祭神事の模様を紹介しています。この動画の中には、収穫祭神事の修祓、降神の儀、献撰、祝詞の奏上、関係者による玉ぐしの奉奠、撤饌、昇神の儀などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の伝統行事:宝満神社赤米収穫祭神事2016年

 
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡南種子町茎永お田の森稲庭のお畦
【撮影日時】
2016年9月25日/7時59分〜10時22分
2016.9.25〜