日典は、応永八年(1411年)川迎に生れ律宗を唱えていましたが、島外へ出て法華宗の修行に努めていきます。
その後帰島し法華宗を唱えていましたが、予想外の島民の反対に遭遇します。
そして、もはや死身弘法あるのみと、近くの長瀬の岩の上で、念仏を唱えながら寛正四年(1463年)息途絶えていきます。
その後、淡路島出身の日良上人、それに続き日増上人らが来島し、法華宗を広め日典の遺徳を讃えるとともに、この地に御廟を祀り、菩提寺として日典寺を建てて今日に至っています。
日典寺の温座祈念、法華宗御曼陀羅などは西之表市の文化財に指定されています。
※ 日典寺境内、日典神社、日典上人供養碑、第二十三代横綱西ノ海嘉次郎顕彰碑、温座祈念などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。