なかよし給食
平成30年1月23日(火)、南種子町立長谷小学校で食育指導、保護者による給食試食会が行われました。
長谷小学校では、「あいさついっぱい 花いっぱい やる気みなぎる長谷小学校をスローガンに掲げ、「たくましくあしたを拓く長谷の子どもの育成」を教育目標で活動を行っています。
また宇宙留学制度も行っており、地元の子どもたちと一緒に学んでいます。
多目的教室で行われた食育指導では、給食の歴史、給食クイズ、そして、この日の給食の試食、そして、命の大切さを学ぶディスプレー紙芝居を見て、命の大切さなどを学びました。
写真1枚目は、今日は、楽しいなかよし給食です。普段給食には出ない赤米ご飯があります。南種子町で栽培されているものです。赤飯のような色合いで、噛みごたえがあります。
写真2枚目は、食育授業です。南種子町立学校給食センター栄養教諭の講師を迎えて、正面のディスプレーを使い給食の歴史や給食について話してくれました。
食育授業
子どもたちへの質問
写真3枚目は、子どもたちへ色々質問しました。朝しっかりご飯を食べてきた人、パンを食べてきた人、子供たちは手をあげて答えました。
写真4枚目は、給食のはじまりとされるものです。明治22年に山形県鶴岡町の各寺院での住職たちが中心となり、教育の場として「忠愛小学校」を大督寺内に開設し、貧しい子どもたちに住職一同が浄財を募り学校給食を始めたのが最初です。
給食のはじまり
ご飯が正式に導入
写真5枚目は、昭和51年に、学校給食でご飯が正式に導入されました。このあと、食育授業では、野菜の花当てクイズが出されました。白菜の花当ては正解者がいなくて難しかったです。
写真6枚目は、6年生によるお礼のことばです。給食記念日が分かったことなど話しました。
児童代表お礼のことば
1年生の給食準備
写真7枚目は、1年生の給食の準備です。ご覧のとおり、みんなで協力して盛り付けなどをしました。窓越しにお母さんたち見ていました。
写真8枚目は、高学年の準備です。手前は、赤米をついでいるところです。
高学年の準備
保護者の給食準備
写真9枚目は、保護者の給食準備です。手分けして準備しました。
写真10枚目は、この日の給食です。赤米ご飯、からいもせん団子汁、ざこの黒酢南蛮、牛乳です。南種子町立学校給食センターでは主食をご飯とパンの2種類で構成しており、お米については、南種子町でとれたものを取り入れています。
今日の献立
給食を楽しむ
写真11枚目は、親子で給食を楽しみました。特に赤米は、噛みごたえがあって美味しかったと話していました。
写真12枚目は、「いのちをいただく」の紙芝居です。物語は、食肉加工センターに勤めている坂本さんは、ある日、1頭の牛に出会います。そこで目にしたものは、小さい女の子が、牛をなでながらお別れのことばをかけている姿です。この場面を見て、坂本さんはすごく迷ってしまいます。女の子のおじいちゃんは、この牛を売らないと明日からの生活ができないと語っています。子供からの後押しもあって、坂本さんは、自分の手によって翌日、この牛のそばに行って語りかけます。生活がかかっていることを牛に告げます。そして、動かないように牛に話した後ピストルで急所を狙います。牛はじっと動かず、目からは涙がこぼれてきます。このことを女の子にも話し、肉も食べさせます。処理したことで生活ができていくという内容です。
命の紙芝居
書き初め展示
写真13枚目は、1月13日書き初め大会で子供たちが書いたものです。廊下に掲示していました。
なお、食育授業・保護者給食試食会及び宇宙留学制度等の詳しいことは、南種子町立長谷小学校(0997-26-0280)へお問い合わせてください。