平成28年7月7日(木)、西之表市民会館会議室にて、西之表市地域おこし協力隊活動報告会が行われました。
地域おこし協力隊は、過疎対策の一環で、都市地域から過疎地域等の条件不利等に住民票を移動し、生活の拠点を移したものを、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱したものです。
活動期間は概ね1〜3年以下で、総務省の支援で特別交付税により財政支援された制度です。平成27年度全国で2,625名の隊員数で、673団体が支援を受けています。
その活動報告会の模様を写真と動画で掲載しています。
なお、「西之表市地域おこし協力隊活動報告」の詳しいことについては、西之表市役所(0997-22-1111)にお問い合わせてください。
経済観光課観光交流係五十嵐悠さんです。協力隊に入るきっかけは、東日本大震災後もっと社会に必要とされる仕事をしたいと思うようになったことです。これからも観光につながるような活動をしたいとのこと。
会場には、七夕が飾られており、地域おこし協力隊員の短冊もありました。「任期中、種子島で楽しく過ごせますように!」と川合さんは願いを込めていました。
協力隊制度の説明です。最長で3年間ということで、期間限定の制度であるため、期間後の就活も必要で、不安定な要素もあります。
会場には、各地域の公民館長をはじめ、関係者、そして、一般参加者など多数出席していました。
経済観光課商工政策係木塚沙織さんの報告です。種子島の検索キーワードで引っかかってきたのがきっかけになったとのこと。種子島のニガダケについての活動報告もありました。
地域支援課安城校区担当川合利香さんです。活動もしながらパソコン教室のインストラクターも行っています。昨年は、クリスマス会でその活動を見させていただいていました。
地域支援課立山校区担当の小原宙子さんです。立山清和神社の願成就では、おつや口説の郷土芸能奉納踊りにも参加したことなど報告されていました。
行政経営課企画政策係の水野智佳子さんです。街歩きマップを作成したことが報告されました。今年3月には、赤尾木の湯の温泉がオープンし、もっと街を歩いてほしいと話しています。
地域支援課伊関校区の担当吉川裕己子さんです。柳原の伝承する新地節の3年ぶりの踊りの復活に尽力されてきました。種子島に定住するものの現在模索中だそうです。ぜひ、種子島で仕事をしてほしいですね。
活動報告のあと、参加された方のコメントをお聞きしました。「島外から来てくれるということは、大変うれしいことで、種子島の人からは見れない視点で、種子島を活性化するための意見などを反映してほしい。」と話されていました。
※ 2016年(平成28年)7月7日(木)、種子島の西之表市民会館で行われた西之表市地域おこし協力隊活動報告の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、各地域おこし協力隊の隊になるきっかけ、活動報告、出席者のコメントなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。