出漁前のはま丸
種子島の各地で、定置網漁は行われています。定置網漁とは、網を一定の場所に固定し、魚群を漁具内部に滞留させる仕掛を持つ施設のことで、毎日その魚を「網起こし」により取上げ漁を行うものです。
種子島での定置網漁は、11月から翌年の5月いっぱいくらいまでの漁になります。夏季期間は台風の襲来や夏枯れの影響で休漁します。
平成24年12月1日(土)、中種子町熊野漁港沖合いにある定置網漁に同行させていただきました。その漁の模様を掲載しています。
今回の定置網漁の取材は、暗闇と少々波がありましたので、ほとんど写真は撮影できていません。ご了承ください。
写真1枚目は、岸壁に係留している「はま丸」です。冬の5時30分の出漁は、まだ暗闇です。
写真2枚目は、定置網の漁場につき、魚が滞留している網を引き上げているところです。滞留した魚を逃がさないように網の引き上げには、慎重を期して行います。
網起こし
港へ戻る
写真3枚目は、漁も終わり、港に戻る途中です。ようやく朝日が昇ろうとしているところです。そして、さしばなどの鳥が後からついてくるのです。
魚の計量
陸には、仕分け用の作業台があります。それに獲れた魚をのせて、魚の種類ごとに仕分け作業を行います。仕分けされた魚は、発泡スチロールのとろ箱に入れて計量します。写真4枚目です。
なお、
※ 2012年12月1日(土)午前5時30分より、中種子町熊野の沖合いにある定置網漁に同行し、そこで働く人々の様子を撮影したものです。動画の中には、出漁、網起こし、漁の仕分けなどの模様を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。