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黒潮に夢をのせて流した漂流びん!

集合写真

集合写真

令和4年5月8日(日)、西之表市立安城小学校で、漂流びんの製作を行いました。昭和47年度から毎年、「漂流びん流し」を行っているものです。ビール瓶を使い、その中に、趣意書、返信用はがき、郷土安城や種子島などを紹介した作文、作品も入れて、密封した「漂流びん」を作り、安城港より漁船で、片道1時間以上の黒潮が通る海上で投入し、漂着地の人々との交流を図る「漂流びん流し」の活動を行っています。

今回の活動は、51回漂流ビン流しとなりました。カシミヤクラブのメンバー児童と地域内の幼児を含む家族などが参加しました。

海岸で漂流びんが見つかりましたら、びんの中に返信用のはがきが入っていますので、ぜひ返信してください。または、西之表市立安城小学校[0997-23-7372]にご連絡してください。子供達が精一杯、夢や希望、期待をこめて作った漂流びんです。みなさまの温かい交流をお願いいたします。

なお、今回は、昨年8月にフィリッピンで漂着した便が見つかり安城小学校にお便りが届いていました。いい話題もありました。

写真1枚目は、全員での集合写真です。子どもたちは、作ったびんを持っています。遠くに届いてほしいですね。児童の中には、アメリカなど遠い所へ届いてほしいと話していました。

写真2枚目は、午前8時30分から行なわれた留学生の紹介です。今年は3家族の留学生です。

留学生の紹介

留学生の紹介

漂流びんの説明

漂流びんの説明

写真3枚目は、漂流びん作りの説明です。写真は、漂流びん作りの目的などを説明しています。漂着地の地元との交流、黒潮に乗って、どのように流れ着いたのかを理解します。

写真4枚目は、びんに砂を入れる作業です。水の中に入れたときにまっすぐ浮くように砂を調整します。

砂を入れる作業

砂を入れる作業

浮くか確認する

浮くか確認する

水の中で、まっすぐに浮くか確認する作業です。これは大事な作業工程です。

写真6枚目は、メッセージを書いています。びんの中には、趣意書、手紙、往復はがき、贈り物などを入れます。

メッセージ文の作成

メッセージ文の作成

メッセージ文の作成

メッセージ文の作成

写真7枚目は、メッセージ文の作成です。絵を描いたり、安城小学校や自分の紹介文などを記入します。

写真8枚目は、手紙やメッセージなどを入れ終ると、外でストーブの上にのせてびんを温めて乾燥させます。

びんを温める

びんを温める

ゴム栓を押し込む

ゴム栓を押し込む

写真9枚目は、びんが十分温め終わると、ゴム栓で蓋をします。中に水が入らないようにしっかり栓をします。

写真10枚目は、びんの表面に「MESSAGE」、「BOTTLE」の文字を切り抜いたものを用いて、ペイントを吹きかけて文字をつくります。メッセージボトルであることを表示します。

ペイントを吹きかける

ペイントを吹きかける

引き渡し式

引き渡し式

写真11枚目は、安城漁港で、12時から行われた漂流びんの引き渡し出発式での児童代表のことばです。船長さんへ、児童代表がお礼のことばや「夢と希望を託したこの漂流びんを黒潮にのせて旅をさせてください」と話しました。今回、黒潮海域に投入する漂流びんは、全部で33本です。

写真12枚目は、沖合で流す漂流びんです。今回、37本のメッセージボトルを流します。

漂流びん

漂流びん

安城漁港出発

安城漁港出発

写真13枚目は、漂流びんを積み込んで安城漁港を出発しました。小雨が降る中でした。

沖合でびん流し

沖合でびん流し

写真14枚目は、安城漁港を出発して約1時間、第1ポイントでのびん流しです。ここで20本流しました。このあと、2〜3キロ沖合で残りの17本を流してびん流しは終了しました。そして、再び無事に安城漁港へ帰りました。

なお、漂流びん流し及び学校の詳しいことについては、西之表市立安城小学校(0997-23-7372)へお問い合わせてください。

【撮影場所】
鹿児島県西之表市立安城小学校
【撮影日時】
2022年5月8日(日)/8時40分〜14時25分
2022.5.9〜