1. ふるさと種子島>
  2. 南種子町の情報>
  3. H2Aロケット43号機フェアリング輸送

定刻の午前0時に島間港を出発

令和2年9月30日(水)、南種子町上中交差点を、H2Aロケット43号機のフェアリングを積載した大型トレーラーが1時過ぎ通過しました。

この日の昼間に、島間港に接岸した貨物船から夕方陸揚げされたフェアリング器材は、30日0時に先導車両が島間港を出発して、国道58号線を上り、そして、上中交差点を通過して、県道586号線を下り種子島宇宙センターまで輸送されました。

上中交差点での器材輸送通過の模様を写真と動画で掲載しています。

12時57分ごろの島間港

27日、12時57分ごろの島間港です。この日は、衛星の水切り作業が行われ衛星と器材を積載した貨物船が入港し接岸していました。そして、午後4時30分ごろから衛星の水切りが行われました。

フェアリングを積載したトレーラー待機

今回の輸送は、H2Aロケット43号機の先端部に取り付けられるフェアリングです。フェアリングとは、衛星を保護するためのカバーです。

フェアリングを積載したトレーラー待機

陸揚げされたフェアリング器材は、すでに大型トレーラーに積載されていました。深夜午前0時に島間港を出発します。そのままここで待機しています。

出発21分前の島間港

23時39分ごろの島間港です。ナトリウム灯に照らされて周辺は黄色く染まっています。貨物船はまだ接岸したままになっています。

出発15分前の島間港

23時45分ごろの島間港です。先導車両などが隊列をなして並んでいます。

通過前の上中交差点

写真は、0時21分ごろの上中交差点です。人影はありません。すでに信号機の回転させるロープは取り付けていました。

信号機を操作する作業

1時4分ごろです。トレーラー通過に伴い、人手によりロープを引いて信号機が回転されました。

フェアリングを積載した大型トレーラー通過

上中交差点です。30日午前1時06分ごろ、フェアリングを積載した大型トレーラーが、ゆっくりとしたスピードで交差点を通過しました。

信号機をもとに位置に戻す作業

大型トレーラーが通過した後、信号機は元の位置に戻されました。

※ 令和2年9月27〜30日(日〜水)、種子島の南種子町島間港及び上中交差点でのH2Aロケット43号機のデータ中継衛星フェアリングを積載した大型トレーラーでの輸送を紹介しています。この動画の中には、島間港でのフェアリングを積載して待機中の大型トレーラーの状況、上中交差点での積載した大型トレーラーの通過の模様などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

H2Aロケット43号機データ中継衛星フェアリング機材厳重警戒深夜輸送令和2年9月30日

【撮影場所】
鹿児島県南種子町島間港、上中交差点付近
【撮影日時】
2020年9月27日(日〜水)/12時57分〜25時10分
2020.9.30〜