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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ウリ科アマチャヅル属のつる性多年草
【 和名・別名・学名 】
甘茶蔓、Gynostemma pentaphyllum
【 撮影日時 】
2012年(平成24年)1月9日(月)/13時31分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田川脇川沿い
【名前の由来】
***

生態状況

アマチャヅルは、山地や藪に生えるつる性の多年草です。花期は、8〜9月といわれています。夏に茎ごと日干しにして、乾燥したものを適度に切り取り煎じて飲用する薬草として有名です。
だいぶ昔になりますが、健康茶ブームがありました。種子島でもアマチャヅル採りが流行したこともありました。
一見すると、ヤブガラシとよく似ている植物です。葉は3〜7つの小葉からなり、通常は3、または5つの小葉が多いです。

  • アマチャヅル
    夏に花を咲かせますが、冬になると、果実が黒く熟してきます。山深いところでは、木の枝からぶら下がっていることもあります。
  • アマチャヅル小葉・果実
    冬の間は、黒い実をつけています。山間部の道沿いで多く見かけます。
  • アマチャヅル黒い果実
    開花時期は、8〜9月です。種子島は暖地なので、これより早めに花を咲かせます。
  • アマチャヅル
    葉は、鳥足状の複葉です。アマチャヅルの成分は、朝鮮人参と同じものといわれています。それが、ブームのきっかけとなったとされています。
  • アマチャヅル小葉
    葉は、光沢があり、ほとんどが3つの小葉です。茎はよく枝分かれして、柄の根元に花をつけ、やがて果実をつけます。
2013.12.15〜