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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
リンドウ科リンドウ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
竜胆、Gentiana scabra var. buergeri
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)12月2日(水)/10時32分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市現和道沿い、桃園道沿い、熊毛郡中種子町牧川広域農道沿い、国上桜園市道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

草花の中で、青い花びらは非常に少ない植物です。晩秋から初冬にかけて、ほとんど黄色い花が多い中、このリンドウが可愛らしく紫色に咲いてくれます。しかも花が11個も群れて咲いている様子は滅多に見ることがありません。
釣鐘状の花びらで、先は5裂しており、さらに花びら間は副片があります。斑点のような模様も見られます。日当たりのいい場所ではなくて、少し湿っぽいところに咲いています。特徴として、周辺にコケ類が育っている場所でないと見つかりません。
なお、リンドウの根は、胃薬として用いられています。何かと私たちに役立っているリンドウです。

  • リンドウ
    リンドウは、全般的に日当たりが良くて少し湿り気がある場所で生えていることが多いです。開花時期は、9〜12月です。
  • 花を3個つけたリンドウ
    リンドウは、一つの茎に花を3〜4個つけることもあります。花冠の長さは4〜5センチです。
  • 開花しているリンドウ
    晩秋にかけて、道沿いでひそかに開花しているリンドウです。白の斑点部分と鮮やかな紅色が素晴らしいのが特徴です。【平成22年11月21日撮影】
  • 花を2個つけたリンドウ
    高さは、10〜50センチ未満がほとんどです。背丈が長いものは傾斜してます。そして、上方に花をつけています。
  • 花を11個つけたリンドウ
    場所によっては、株を成すように群生することもあります。最近、このような光景を見る機会がありません。【平成20年12月16日撮影】

2021年(令和3年)11月26日(金)、西之表市古田立山古田線道沿いで、晩秋から冬にかけて茎の先や上部の葉腋に紫色の鐘形の花を咲かせたリンドウ科リンドウ属の多年草リンドウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
リンドウ 冬の草地で茎の先・葉腋に紫色の鐘形の花を咲かせた開花風景令和3年〜種子島の自然

2020年(令和2年)11月26・27日(木・金)、西之表市国上、現和の道沿いで晩秋から冬にかけてリンドウ科リンドウ属の多年草リンドウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
リンドウ 晩秋から初冬にかけて紫色の鐘形の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2019年(令和元年)12月11・13日(月・水)、西之表市現和の道沿い、中種子町牧川の道沿いで晩秋から冬にかけて開花するリンドウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
リンドウ 種子島の山野で晩秋から冬にかけて開花

2013.12.20〜