3・4年生集合写真
平成29年5月31日(水)、西之表市立現和小学校で、JAXAの協力で移動宇宙教室の出前授業が行われました。
3・4年生は水ロケットの製作、5・6年生はモデルロケットの製作、そして、実際に飛ばすまでを体験しました。
現和小学校は、西之表市の現和地区にあります。「やさしく」、「かしこく」、「たくましく」を校訓に掲げ、豊かな心を持ち、創造的で、主体的に行動できる子どもの育成を図ることを目標にしています。
しおさい留学&特認通学制度も行っており、現在、しおさい留学生2名、合計46名の児童数です。アットホームで少人数指導が魅力の学校で、しおさい留学及び特認通学生も募集しています。
今回、宇宙教室の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、水ロケットの発射体験をした後、全員で記念撮影を行いました。それぞれ、自分で作った水ロケットを持っています。
写真2枚目は、3・4年生による水ロケットの製作です。講師は、JAXA種子島宇宙センター宇宙科学技術館に勤務されている方です。ほかにアシスタントが1人います。
水ロケットの製作
スカートに羽根を取り付ける
写真3枚目は、ペットボトル水ロケットは、3つの部分に分かれています。先端部は「ダミータンク」、中央部は「エンジンタンク」、下部は「スカート」です。
スカートに4枚の羽根を両面テープで留めている作業です。このあと、ビニールテープで補強します。安定して飛ぶか重要な部分ですね。
写真4枚目は、ロケットの先端部ノーズ(黄色の円錐部分)の取り付けです。ノーズの中には、新聞紙の半分を丸めて入れています。ノーズが外れないようにビニールテープでしっかり留めておきます。
ノーズの取り付け
水ロケット完成
写真5枚目は、ノーズをロケットのエンジンタンクに取り付けると自分だけの水ロケットは完成です。名前を書いたり、飾り付けを行ったりします。留学生も元気に頑張っていますよ。
写真6枚目は、水ロケットのエンジンタンクに水を入れます。大きなおわん一杯くらいが適度です。あまり入れ過ぎても遠くまで飛んでくれません。
エンジンタンクに水を入れる
圧縮空気を入れる
写真7枚目は、圧縮空気をロケット本体に入れているところです。水を入れたロケットを発射台に設置して、空気入れで圧縮空気を入れます。今回は、3キロまで圧縮します。
写真8枚目は、水ロケットの発射です。勢いよく水を噴射しながら飛んでいきました。
水ロケットの発射
モデルロケットの製作
写真9枚目は、5・6年生によるモデルロケットの製作です。火薬を使って、飛ばすロケットです。写真は、ロケットのエンジン部分の製作です。リングをセメダインで留めたりします。このあと、スカートに取り付けます。
写真10枚目は、モデルロケットには、落下傘がついています。黒い胴体部分に落下傘を入れてあります。そして、ロケットのノーズを取り付ければ完成します。
ロケットの先端にノーズを取り付ける
モデルロケットの完成
写真11枚目は、すべての組み立てが終わると、ロケットにシールを張り付け飾り付けを行います。そして、モデルロケットが完成しました。
モデルロケットの発射直後
写真12枚目は、ロケットのスカート部分に火薬セットを詰め込みます。コントローラーで発射スイッチを押して、飛ばします。飛び去ったロケットは、上空で落下傘が開いて、落下してきます。写真は、発射直後の状況です。
なお、宇宙教室及びしおさい留学制度などの詳しいことは、西之表市立現和小学校(0997-25-0003)へお問い合わせてください。
※ 平成29年5月31日、種子島の西之表市立現和小学校で行われた出前授業移動宇宙教室ロケット製作体験の模様を紹介しています。この動画の中には、3・4年生によるペットボトルでの水ロケット製作・発射体験、5・6年生によるモデルロケット(火薬ロケット)の製作・発射体験、児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:現和小学校移動宇宙教室水ロケット・モデルロケット製作発射体験】