伊関小学校玄関前での集合写真
平成31年1月31日(木)、西之表市立伊関小学校児童が、沖ヶ浜田の黒糖工場で学習と黒糖づくりの体験を行いました。
種子島では、手作りの黒砂糖が作られており、種子島を代表する特産品です。沖ヶ浜田にある手作り黒砂糖工場では、毎日5〜6トンのサトウキビから500〜600キロの手作り黒砂糖を作っています。
沖ヶ浜田の黒糖は、テレビでも取り上げられ、全国的に有名になっています。その黒糖工場を見学学習したり、作業のお手伝いなどをして黒糖づくりの体験をしました。
今回、東京大学との交流事業の中で、3名の東大生が黒糖づくりの見学に参加しました。黒糖づくりを見学したり、撹拌作業の体験をしたり、見学の合間に子供たちとの話の交流をしました。その黒糖工場での学習や体験作業などを写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、伊関小学校玄関前での集合写真です。3名の東大生、13名の児童が楽しく交流しました。
写真2枚目は、沖ヶ浜田の黒糖工場です。小型圧搾機でサトウキビを圧搾する工程です。東大生及び子どもたちが搾る工程を見学しました。この場所は、約200年前から砂糖を作っている砂糖小屋です。その前は、製塩を行っていました。
小型圧搾機でサトウキビを圧搾
搾り汁を1号鍋に入れる
写真3枚目は、サトウキビを圧搾した搾り汁を煮詰める最初の工程の鍋に入れます。
子供たちは、釜戸の中を学習中です。黒糖を作るには、たくさんの薪が必要です。一日に使う薪の量は、軽トラック3台分です。写真4枚目です。
釜戸の中を学習中
水分を取り除く作業
写真5枚目は、釜戸の上は、1号鍋です。ここでは、水分を取り除くとともに、アクを丁寧に除去します。そして、石灰を加えて煮詰めます。
写真6枚目は、3号鍋の温度は、120度は超えています。焦がさないように撹拌し、水分を取り除く大事な最終作業です。
水分を取り除く作業
東大生も熱心に見学
写真7枚目は、3号鍋での撹拌作業を東大生も熱心に見学しました。
写真8枚目は、3号鍋での作業が終わり、アメ状になった煮汁を丸鍋に移します。そして、空気を混ぜるような感覚で、撹拌作業をします。その作業を東大生3人も体験しました。
丸鍋の撹拌作業をする東大生
丸鍋の撹拌作業をする子供たち
写真9枚目は、丸鍋の撹拌作業を子供たちが体験しました。撹拌の仕方を教えてもらい上手に行っていましたよ。さすが、上級生!
写真10枚目は、丸鍋で撹拌された黒糖を平らに伸ばします。
黒糖を平らに伸ばす
バラの黒糖にする作業
写真11枚目は、バラの黒糖の四角に切り取ります。これを箱詰めして出荷します。ここで残った粉状の黒糖は、再び丸鍋に戻されます。
東大生との会話を楽しむ子供たち
写真12枚目は、見学の合間に東大生と楽しく会話を楽しみました。
黒糖づくり体験やしおさい留学制度などの詳しいことについては、西之表市立伊関小学校(0997-28-0226)へお問い合わせてください。
※ 2019年1月31日(木)、西之表市立伊関小学校全児童及び東大生3名による沖ヶ浜田黒糖工場での黒糖づくり学習体験の模様を紹介しています。この動画の中には、児童・東大生によるサトウキビの圧搾作業見学、釜戸の見学、丸鍋での撹拌作業体験、、黒糖片の試食、バラの黒糖つくり作業、児童及び東大生のコメント、学校でのおわりの会、東大生との集合写真などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:伊関小学校黒糖つくり学習体験・東大生との交流2019年】