西之表市古田中央公民館横の道路は古田発電所線です。公民館横から水力発電所までの区間約4.5キロです。途中、御田橋を過ぎ150メートルほど行くと、そこから、屋久川林道の起点となります。
昭和46年ごろまで、川脇川の豊富な水量を利用して出力60キロワットの水力発電を行っていました。子供のころからその発電所の場所は、遠足の場として利用されてきました。また、川遊びも盛んに行われ、ダクマ獲りや泳いだりしてきたものです。
大人になってからも発電所跡地まで散策に行ったりもしてきました。しかし、平成13年9月2日の西之表豪雨により、懐かしかった屋久川林道は、大きな損害を受け、復旧工事が行われてきました。
現在は、昔に比べ、道路改善工事により、コンクリートの部分が増えていますが、周囲の風景は今もなお残っています。しかし、川の中の状態は一変し、豪雨により大量の石で、昔あった深みはほとんど消滅しています。
今もなお、気が向いたらその林道を歩いて、発電所跡地まで散策を楽しんでいます。平成30年7月29日、天候はあまり良くなかったのですが、夏の川脇川を散策してみました。