瀬風呂先生
平成29年9月3日(日)、南種子町広田遺跡ミュージアム及び広田海岸で、誰もが先生、誰もが生徒!100人先生in種子島大学広田遺跡語り部の会による瀬風呂先生が行われました。
この日、5組の生徒が集まり、広田遺跡ミュージアムでの昔の瀬風呂風景、瀬風呂校歌及び歴史について学びました。
そのあと、海岸へ移動して瀬風呂を体験しました。
昔、種子島の人たちは、「瀬風呂」といって、海岸の岩や瀬のくぼみを利用して、海水をためて、焼き石を投じて温泉にして湯治に利用していました。現在は、見なくなってしまいましたが、今回、約40年ぶりの復活となりました。
写真二枚目は、この日、参加された生徒たちです。語り部の向井さんが瀬風呂の歴史などについてお話ししてくれました。
会場の模様
海岸へ移動
写真三枚目は、館内での講座が終わると、海岸へ移動しました。この先の海岸付近に国指定の埋葬墓地遺跡があります。
ここは、広田埋葬遺跡のある海岸です。瀬風呂は、写真右方向にあります。その前で、海岸に漂着物やウバメガシなどを焚き火にして石を焼きます。それが写真四枚目です。
海岸で石を焼く
沖合いで海水を汲む
この日、海が少し荒れていて、波打ち際付近では、濁りが発生していました。少し沖合いで、海水を汲み取りました。写真五枚目です。
写真六枚目は、汲み取った海水は、バケツリレーで瀬風呂まで運びました。
バケツリレー
海水を入れた瀬風呂
みんなの協力で瀬風呂に海水が入りました。手前の近くな穴は、昔から残っていた瀬風呂です。写真七枚目です。
昔から残っていた足湯の瀬風呂に入りました。「気持ちいい」と話していました。写真八枚目です。
瀬風呂に入る
瀬風呂に入る
石を焼いて、それを投じて適温にして瀬風呂を楽しみました。自然の中でお風呂を楽しみました。写真九枚目です。
楽しい瀬風呂を体験したあと、残り火で焼いた安納芋の焼き芋を楽しみました。写真十枚目です。
焼き芋を楽しむ!
みんなで記念撮影!
参加者全員、瀬風呂で記念撮影をしました。「自然の中での貴重な体験ができました」と話していました。
スタッフのみなさん
写真十二枚目は、今回講座の開設から準備、実施までをしてくださったスタッフのみなさんです。どうもお疲れ様でした。
瀬風呂及び種子島宇宙芸術祭に関する詳しいことについては、広田遺跡ミュージアム(0997-24-4811)、種子島宇宙芸術芸術祭事務局(南種子商工会)(0997-26-0140)へお問い合わせてください。
※ 平成29年9月3日(日)、南種子町広田遺跡ミュージアム及び広田海岸で行われた種子島宇宙芸術祭種子島大学瀬風呂先生で、約40年ぶりに復活された瀬風呂体験の模様を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島宇宙芸術祭種子島大学瀬風呂先生約40年ぶりに瀬風呂復活!】