冷却している様子
平成28年5月14日(土)、中種子町立南界小学校で、全児童を対象とした出前授業移動宇宙教室が行われました。
今回、JAXAの協力で移動宇宙教室の出前授業で、「液体窒素」を題材にした実験教室を行いました。
1年生〜6年生の子どもたちは、実験を通じて液体窒素のごく低温の不思議さなどを体験しました。
その移動宇宙教室の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、液体窒素の入った円筒容器の中で冷却している様子です。凍傷防止に保護手袋をしています。
写真2枚目は、中種子町の文化財として指定されている「南界小釣鐘堂跡及び旧正門」です。なお、釣鐘堂はこの左に位置しています。
南界小学校旧正門
校歌
写真3枚目は、体育館にある校歌です。一番目の歌詞の中に文化財として指定されている南界小の釣鐘堂の鐘のことが出てきます。「鐘が鳴るなる南界小学校」と。
写真4枚目は、宇宙教室は、多目的交流室で行われました。写真は、北海道での最低気温の質問です。元気良く手をあげていました。
宇宙教室
宇宙教室
写真5枚目は、空気中に占める窒素の割合は、ほぼ8割を占めます。最も身近な気体です。その窒素をマイナス196度まで冷却すると液体窒素になるわけです。
写真6枚目は、液体窒素の入った円筒容器です。この容器の中に、子供たちがそれぞれもち寄ってきた花や果物などを入れて冷却実験します。講師は、JAXA職員今田さんです。
液体窒素の入った円筒容器
フリップ
写真7枚目は、水(液体)の変化を示したフリップです。冷やせば氷(固体)に、温めれば蒸気(気体)になることを説明しています。
写真8枚目は、花、果物、野菜などです。今日の実験のために、子供たちは色々なものをもち寄りました。
花、果物、野菜など
葉を冷却
写真9枚目は、葉っぱを液体窒素の中に入れているところです。水分が多いほど、ぶくぶくを音を立てながら白い煙が多く出てきます。
冷却した花びら
写真10枚目は、冷却したものを取り出し、触ると、花びらはパリパリと粉々に割れてしまいます。
なお、移動宇宙教室及び学校についての詳しいことは、中種子町立南界小学校(0997-27-9009)へお問い合わせてください。
※ 平成28年5月14日(土)、種子島の中種子町立南界小学校で、全児童を対象とした出前授業移動宇宙教室極低温実験の模様を紹介しています。この動画の中には、種子島の最低気温、液体窒素を使っての花、空気、風船、酸素、二酸化炭素、野菜、果物などの冷却実験などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。