種子島のお茶を楽しむ子供たち
平成28年12月10日(土)、西之表市立住吉小学校で、お茶のふれあい事業の出前授業がありました。
種子島ではお茶の栽培が行われています。特に西之表市では栽培面積も多く、種子島独自のお茶の品種栽培もおこなわれており、お茶の知識向上とお茶に身近にふれあってもらうことを目指しているものです。
住吉小学校は、校訓に「誠」を掲げ、誠意をもって人と物事に接し誠実に行動することを目指しています。
また、元気で明るく礼儀正しく「生きぬく力」をもった住吉の子どもを育てることを目標にしています。
そのお茶のふれあい授業の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、子どもたち自身でお茶を入れて、種子島のお茶の味を楽しみました。子どもたちにとって、お茶は少し苦く感じることもあって、りんかけなどと一緒に食べるとほとんど苦さも感じることはないそうです。
写真2枚目は、お茶のふれあい事業は、座学とお茶の実演です。写真は、図書館での講師やサポーターの紹介です。熊毛支庁農政普及課上園浩氏、美座芳江氏、西之表市茶生産農家射場貴六氏、松下剛氏の4名です。
講師やサポーターの紹介
お茶の歴史
写真3枚目は、お茶は、中国から伝わり、その伝道者となったのは、お坊さんです。空海とか、日本で仏教を広めた人物が関わっています。
写真4枚目は、鹿児島県内でのお茶の生産状況です。1位は、南九州市で、西之表市は12位です。
鹿児島県内でのお茶の生産状況
お茶の種類
写真5枚目は、お茶の種類です。製造工程による違いで、煎茶、ウーロン茶、紅茶ができます。基本的に茶の木の種類は関係ありません。
写真6枚目は、お茶ができるまでの機械による処理工程です。写真は、租揉工程の説明です。揉みながら熱風で水分を除去する工程です。
機械による処理工程
茶碗・急須・煎茶・紅茶
写真7枚目は、茶碗、急須、煎茶、紅茶です。子どもたちが実技で使います。
写真8枚目は、お湯を冷ます器の説明です。お茶の種類によって、最適な温度があります。熱湯を冷ますものです。
お湯を冷ます器の説明
お茶の香りをかいでいるところ
写真9枚目は、お茶の香りをかいでいるところです。いい香りがするって、いっていました。
写真10枚目は、急須に煎茶を大さじ一杯入れている状況です。人数分入れます。
急須に煎茶を大さじ一杯入れている状況
一番煎じ茶の試飲
写真11枚目は、最初の一番煎じ茶の試飲です。この後、二番煎じ茶との比較も行いました。一般的に一番煎じが美味しいといわれています。
お茶を楽しむ
写真1枚目は、
お茶に添えて、りんかけも食べながら楽しみます。苦味も取れて、美味しいお茶を楽しみました。
※ 2016年12月10日、種子島の西之表市立住吉小学校で行われた「お茶のふれあい事業」での熊毛支庁農政普及課による座学、お茶の入れ方実践などの模様を紹介しています。この動画の中には、スライドによるお茶の歴史、効能、西之表市のお茶の栽培、児童によるおいしいお茶の入れ方実践の模様、児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:住吉小学校お茶のふれあい事業おいしいお茶の入れ方実践】