なつかしき自然ふる里の碑・心のふる里

  1. ふるさと種子島>
  2. 種子島の記念碑>
  3. 南種子町の記念碑>
  4. なつかしき自然ふる里の碑・心のふる里

浜田藤太郎氏に関する碑

なつかしき自然ふる里の碑・心のふる里
【撮影場所】
鹿児島県南種子町西之崎原七色観望台
【撮影日時】
2007年10月29日/11時55分

 南種子町門倉岬の近くに七色観望台があります。明治37年1月西之本村で生れた浜田藤太郎氏は、昭和38年4月から3期12年南種子町長として要職についていましたが、晩年は、この地で過ごし亡くなった後、この地を南種子町に寄贈しています。そして、この地は七色観望台と命名され、前之浜海岸をはじめパノラマ展望ができる場所になっています。観望台にはたくさんの記念碑がありますが、その中で写真の記念碑は、観望台入口付近にある記念碑です。記念碑には次のような碑文が刻まれています。

   なつかしき自然ふる里の碑
限りある
   吾人生に
なつかしき
  思い出
     たえぬ
 ふる里のそら

心のふる里
(一) 人の命は露の如し されど
    雄々しき永遠を目指し
    嵐の道に希望を燃やして挑む
    古里よ吾が心を抱き永遠に
(二) 古里を君と語ろう されど
    言葉や文字で尽くせない
    この心身近で懐かしい
    離れたくない気心に
(三) 山や小川の流れにそう
    田や畑に立つ父や母の姿
    思い出の背後に果しない
    大海原に海鳴は今もつづく
(四) 七色に包まれる吾が里は
    静かに時の流れを渉りゆく
    総ては
    無償の神のおくりもの
    浜田藤太郎記念
       七色観望台

 碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。ご了承ください。

2018.8.2〜